維新の会の石井章氏が参院選の候補者である女性の容姿に対する発言をしたことで炎上しています。「女性5人が出るが年齢は1番若く、顔で選んでくれれば1番を取るのは決まっている」と発言しましたが、誹謗中傷するつもりは全くない、としています。
しかし、このような発言をする人物であればやはり女性は若い方が良い、という昭和的発想が頭の中にあるのではないでしょうか。いったいこのような発言をする石井章氏とはどのような人物なのか気になりますよね。
そこで、石井章氏の経歴や家族構成、過去の問題行動などを調べてみたので紹介します。まずは元ネタニュースをチェックしていきましょう。
維新の会の石井章が候補者の容姿に関する発言で炎上？元ネタニュースをチェック！
【維新議員 女性候補に「顔で1番」】https://t.co/h6XkpyP431
日本維新の会北関東ブロック長の石井章参院議員は15日、参院選栃木選挙区に立候補を予定する同党新人の事務所開きのあいさつで、「女性5人が出るが年齢は1番若く、顔で選んでくれれば1番を取るのは決まっている」と発言。後に撤回した。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) May 16, 2022
日本維新の会の北関東のブロック長である石井章氏が参院選栃木選挙区に立候補する新人の事務所開きの挨拶で「女性5人が出るが年齢は一番若く、顔で選んでくれれば一番を取るのは決まっている」と候補予定者の容姿を取り上げる発言をしたことが報じられました。
この選挙区では候補者6人中5人が女性で、この選挙戦の構図に対する意見を述べたとのことです。しかし、新聞社の取材で「若さを前面に出す意図での発言だった。自民現職を除く他の候補者の顔は知らず、誹謗中傷するつもりは全くない」と釈明しています。
誹謗中傷するつもりはなかったとは思いますが、このような発言をするということは普段から女性をそのような視点で見ている、ということにほかならないのではないでしょうか。そのために釈明しても、全く効果がないように思えますね。
この発言に対し立憲民主党の蓮舫氏は「うんざりする」と苦言を呈していました。このような発言をしてしまう石井章氏とはいったいどのような方なのか気になるところ。そこでいろいろ調べてみました。
こちらについて紹介します。
石井章の経歴や家族構成は？結婚して嫁や子供はいるか調査！
維新・石井章参院議員、女性新人の事務所開きで「顔で選んでくれれば１番」…後に撤回https://t.co/L76sp0fdrd#政治
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) May 16, 2022
女性の容姿に対する発言をして炎上している日本維新の会の石井章氏ですが、どのような経歴を持っているのでしょうか。こちらについて調べてみました。石井章氏は1957年5月6日栃木県で生まれました。
その後、土浦第一高等学校、専修大学法学部法律学科卒業し1990年、藤代町議会議員に初当選しています。そして2005年、藤代町の取手市への編入に伴い取手市議会議員になりました。2009年8月に民主党から衆院選に出馬し、初当選を果たしています。
2012年には野田内閣の消費税増税法案に抗議し、企業団体対策副委員長の辞表を提出しています。その後離党届を離党届を提出するも、それは受理されずに除籍処分とされています。消費税増税反対に対して、民主党からは怒りを買ったものと思われます。
｢顔で選んでくれれば｣発言撤回 https://t.co/wtIbU1tv25
— 楽天Infoseekニュース (@Infoseeknews) May 16, 2022
同じ年に日本未来の党公認で衆議院議員選に出馬しますが、落選。さらに2013年には日本維新の会公認で出馬し落選と落選が続きます。その落選は2014年も続き、2014年には維新の党公認で出馬するも落選となっています。
2016年におおさか維新の会公認で出馬し、ようやく再選を果たしています。意外な経歴でいうと、25歳の時に茨城県内において第2号店のセブンイレブンをオープンした経験もあるようです。そんな石井章氏の家族構成なども調べてみました。
公式プロフィールによれば、家族構成は「妻、長男、長女、孫3人」と記載されていました。長男・長女について政治家をしているという情報は見つからなかったので、一般企業に就職しているのではないでしょうか。
石井章の過去の問題行動は？ネットの評判も調査した！
少なすぎる持ち時間の中、必死に現場の声を届ける田村議員の後ろで時計を指さしたりイラついた態度を隠そうともしない維新議員。 pic.twitter.com/WkmoZq6iG4
— (@emil418) September 9, 2021
女性の容姿に対する発言で炎上している石井章氏ですが、過去に問題行動をしているのかも調べてみました。すると、上のような投稿が見つかりました。これは必死に現場の声を届けようとする議員に対して、時間がかかりすぎだとアピールしている議員がいました。
これが石井章氏のようですね。また、1991年の町議を務めていた際、「架空転入と不正投票の疑いが極めて強い」とする調査特別委員会の報告があり取手署が調査をしています。この問題にかかわりがあるとみられていた石井章氏は町の役職を辞職しています。
架空転入では石井章氏の妻が経営者になっている会社の事務などが含まれており、この架空転入で不正に投票権を獲得、投票した疑いがありました。報道陣はこの時石井章氏にコメントを求めるも、「ノーコメント」と取材に応じませんでした。
ノーコメントとする方が余計に怪しく感じてしまいますよね。もしもそのような疑いが単なるデマであれば、きちんと釈明もできるはずです。また、代表を務めていた茨城維新の会が党費還元金などで2017年から2019年にかけて計約200万円を党本部から受け取っていました。
しかし、政治資金収支報告書にこれを計上していなかった、と言われています。過去にこのようなことをしてきた石井章氏ですが、ネットの評判はどのようなものなのかも見てみます。
維新の、失言か。ホント失礼。
北関東の人なんだー。#石井章発言って、心根が浮かび上がる。
少なからず政党のカラー、アイデンティティも
この失言には結び付いてる。
維新は、全国では信用できない。https://t.co/b1Gb13fXAd— ソフトモヒカン (@sof_mohi) May 16, 2022
本当に失礼、とのコメントがありました。さらには政党のカラーやアイデンティティにも結び付いているとも。維新が全員このような方ではないとは思いますが、この方を長年支持きているのは事実ですよね。他の評判も見てみましょう。
選挙は年齢や顔で選ぶわけではない。
顔で選ぶのなら石井章参院議員は落選ですね維新の時点で選ぶ気はしない。
維新に投票する人って思考停止した人か詐欺にあいやすい人ぐらいだろうね。
自民と維新に投票することは危険。 https://t.co/kCw1sGCLbU— 【公式】Ｍ.Ｔ＠人生 区間快速 (@gkt2019_kumoha) May 16, 2022
選挙は年齢や顔で選ぶわけではなく、顔で選ぶなら石井章氏が落選ではないか、という意見もありました。若さがものをいうのであれば、石井章氏は落選ということになりますよね。そして、ここでも維新についての批判がセットで行われていました。
石井章「女性5人が出るが年齢は1番若く、顔で選んでくれれば1番を取るのは決まっている」
ルッキズムとか最低だな
— 法學院狂魔 (@Adepteater029) May 15, 2022
そして、外見で選ぶのは最低、という意見も。政治手腕は外見は関係ありません。それなのに外見が良い女性が一番になるというのはおかしな話ですよね。若いことをアピールしたかったと石井章氏は釈明していましたが、それもメリットでもありデメリットでもありますよね。
衆議院議長の細田氏の問題発言も記憶に新しいのに、またこのように議員の問題発言が起こったことに対して、有権者がどのように思うのか、しっかりと考え直してほしいものですね。なお、細田氏についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
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