世界的な人気アイドルグループのBTSがグループとしての活動を休止し、しばらくはソロ活動を開始することを明らかにしたことが報じられました。これはBTSの公式youtubeチャンネルでメンバーの口から発表されています。
メンバーのRMさんは「韓国のアイドルシステムは人として成熟するための時間を与えてくれない」と休息の必要性を訴えており、韓国アイドルがかなり多忙であることが理解できる言葉でした。しかし、韓国のアイドルシステムとはどのようなシステムなのでしょうか?
BTSが指摘した韓国のアイドルシステムがどれだけ大変なものなのか、また過去にはBTSが過労で倒れた事なども調べてみたので、紹介します。まずは元ネタニュースをチェックしていきましょう。
BTSが活動一時休止で今後はソロ活動メイン?元ネタニュースをチェック!
【BTSが活動休止 休息の必要性訴え】https://t.co/YWrXHjEAR0
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韓国の人気アイドルグループであるBTSがyoutubeの公式チャンネルで、グループとしての活動を休止することを発表しました。将来的には活動を再開することを明言していますが、しばらくの間はソロ活動を行っていくとのことです。
この動画では、メンバーのRMさんが「韓国のアイドルシステムは人として成熟するための時間を与えてくれない」と発言し、休息の必要性をファンに訴えていました。さらにはK-POPの問題として、アイドルシステムのために朝起きてメークしたら、ひたすら音楽と仕事のみ。
このような状況で、人としてものを考えたり一人になる時間が必要だったと続けています。世界的にも人気のアイドルグループなので、多忙だということは推察できますが韓国のアイドルシステムの弊害であることを語っています。
いったいこの韓国のアイドルシステムとはどのようなシステムなのでしょうか?BTSを活動休止に追い込むほどのアイドルシステムとはなんなのかが、気になりますよね。そこで、BTSがいう韓国のアイドルシステムについて、いろいろ調べてみました。
これらを紹介していきます。
BTSが言う韓国のアイドルシステムとは?睡眠時間がヤバイとの噂!
【BTS活動休止 背景と今後の可能性】https://t.co/miaoIjoQhP
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) June 15, 2022
BTSが活動休止するという発言を受けて、多くのファンが悲しい思いをしながらも、RMさんの言う通り休息の必要性については肯定しているようですね。しかし、この韓国のアイドルシステムとはいったいどのようなものなのでしょうか?
K-POPをよく知る人であれば、「カムバ」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。これはカムバックの略で、新曲や新アルバムを発売することを指しています。なぜカムバというのかというと、アルバムの制作やパフォーマンスの練習を行う期間を経て、お披露目でカムバックするため。
ファンの前には出ずに曲作りやパフォーマンスの練習に集中し、その後ファンの前にカムバックするというスタイルがK-POPでは一般的のようです。しかし、実はこれがかなり大変なのようですね。曲作りやパフォーマンス練習もつらく、ダンスレッスンは深夜に及ぶこともあるそうです。
昼間から開始し深夜までレッスンとは、もはやアスリートを越えて苦行以外のなにものでもありません。カムバック期間になると輪をかけて多忙になります。朝日が昇る前からメイクなどを行い、その後音楽番組のリハーサルや出演を行います。
BTS、活動休止を発表「自分たちが変わったことを受け入れなければならない」 https://t.co/IOxUe1DU1E pic.twitter.com/lng9VCqEOA
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そして雑誌のインタビューや動画コンテンツ作成、さらにはサイン会などのスケジュールが一日中みっちり詰め込まれていきます。しかも、その状態が2週間から3週間続くようで、カムバ期間はかなり消耗するようです。
さらに、多忙な時期の韓国アイドルの睡眠時間はなんと2時間から3時間しか取れないこともあるようです。このような状態が続いたら、体がボロボロになりそうですよね。人によっては俳優活動も並行している場合もあるため、さらに多忙になることが想像できます。
日本でも過去のアイドルでは相当に多忙なグループもあったようで、それこそ睡眠時間は似たようなものだったと思われます。しかし、さすがにそんな状態では良いパフォーマンスは発揮できませんよね。また、休むことも仕事であることから、日本のアイドルは今ではしっかりと休んでいるようです。
このような多忙なスケジュールを半ば義務化する韓国のアイドルシステムですが、まとまった休暇もなく、BTSのメンバーも過去には過労で倒れたこともあるようです。それらについても、紹介していきます。
韓国のアイドルシステムではまとまった休暇はなし?過去に過労で倒れたことも!
【BTS活動休止 事務所の株価23%安】https://t.co/cGQbDIlj0g
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) June 15, 2022
日本の芸能人は年末年始はハワイなど観光地で過ごす人も多くいます。ジャニーズは大晦日に恒例のジャニーズカウントダウンがあるために、大晦日は仕事という人も多くいますが、その後にはしっかりと休んでいるはず。
しかし、韓国アイドルはそうもいかないようですね。韓国アイドルでさらにBTSほど人気グループであれば、年末年始も超多忙であり、まとまった休みが取れていないと思われます。しかもアイドルという職業柄、スタイル管理が求められることもあり、食事制限もあるのが普通。
忙しく体力を使うのに、食事制限までされるとはかなりつらいですよね。以前BTSメンバーのジョングクさんが過労のために倒れたこともありました。それは2017年のチリ・サンティアゴ公演でのこと。
Twitter見てびっくりした。防弾少年団の黄金マンネジョングクがチリ公演で倒れたみたい。ARMYの為にしんどくても頑張って笑顔で居てるジョングク。本当に凄い。ジョングクの体調回復をお祈りします。ジョングクゆっくり休んで下さい。 pic.twitter.com/SnBu6zLUl2
— 空香(36M☆2019.03.20&3.30TWICEライブ参戦済 (@kukabot1015) March 29, 2018
そもそもチリまで足を運んで公演をやっていたことにも驚いたのですが、このように真っ白な顔になり酸素を吸入してもらっている姿を見ると、本当に大変なことがわかります。さらには、2019年6月にもソウル歌唱大賞で倒れたことが報じられたことがあります。
この時はチリ公演の時のように完全に倒れて酸素吸入が必要だった、という状況ではなくステージ上で足を滑らせたのではないか?と言われています。BTSは多忙なうえに、激しいダンスをすることで知られています。
そのようなことが影響して倒れたのではないでしょうか。今回の活動休止に際しては、このような経験もメンバー内で語られていた可能性もありますよね。しばらくソロ活動を開始するBTSメンバーですが、ソロ活動でもあまりスケジュールを詰め込めないように、体を気遣ってほしいものですね。
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