新海誠監督作品の「すずめの戸締り」が2022年11月11日に公開されましたが、なかなか新海誠作品は意図をくみ取るのが難しい場面が登場します。主人公の相棒である草太は椅子に姿を変えられてしまいました。
しかし、この椅子の足がいつなくなったのかわからなかった!という人に、椅子の足がなくなったタイミングを紹介したいと思います。未来と過去を行き来しており、分からない人も多かったと思ったので時系列に詳しく紹介していきます。
子供の鈴芽と大きくなった鈴芽との関連がキーとなっているので、その点に注意しながら読んでみてくださいね!
すずめの戸締りで椅子の足が1本ない理由は?時系列に経緯を紹介!
#すずめの椅子クラフト 完成👏✨
椅子の色は、黄色とオレンジにちょっと茶色を混ぜました🖼🖌
一緒に青バージョンも🪑✨
ダンボールのままでも可愛いけど、
好きな色に染めてもとても楽しい‼️#すずめを楽しもう#すずめの戸締まり#いい色の日#椅子草太#すずめの椅子https://t.co/CTn3gtfdKT pic.twitter.com/oskCSsJFVA— 映画『すずめの戸締まり』公式 (@suzume_tojimari) November 13, 2022
映画「すずめの戸締り」で閉じ師の宗像草太がダイジンのいたずらによって、鈴芽の母親の形見である椅子の姿に変えられてしまいましたが、この椅子が登場当初から椅子の足は3本で、鈴芽もいつの間にか椅子の足が3本になっていたと記憶がおぼろげでした。
この椅子の足が1本無くなったタイミングはどこなのでしょうか?結論からいうと、常世に入った鈴芽が椅子を引き抜いた瞬間に、足が1本抜けています。しかし、これより前は椅子の足は4本でした。これを時系列に見ていきましょう。
まず最初に椅子が登場したのは、亡くなった母親が鈴芽に誕生日プレゼントとして椅子を作成した時ですよね。この時点では、当たり前ですが椅子の足は4本でした。しかし、その後鈴芽の母親は震災で亡くなってしまいます。
母親が亡くなった後、鈴芽は椅子を持ったまま常世に迷い込んでしまいます。その後小さい鈴芽は成長した鈴芽と出会います。その前に、成長した鈴芽は椅子になった草太をミミズを鎮めるために打ち立てています。
映画『#すずめの戸締まり』
公開後ミニスタンディ
掲出開始!!🎬QRコードをスマホで読み込むと
それぞれのキャラクターの台詞を
ランダムに4種類ずつ聞くことが出来ます!🗣️劇場にお越しの際は
ぜひ、チェックしてみてください!✨#新海誠 #本日公開 pic.twitter.com/JHmwbOqk3S— 映画『すずめの戸締まり』公式 (@suzume_tojimari) November 11, 2022
この時点で椅子は要石となったために、小さな鈴芽の元からなくなります。そして成長した鈴芽が草太を救うために常世にある椅子を引き抜き、要石ではなくなった椅子はこの時点で足が3本になりました。
そしてその3本足になった椅子を常世で成長した鈴芽が小さな鈴芽に渡します。この椅子を小さな鈴芽は現世に持ち帰っています。このように、成長した鈴芽と小さな鈴芽が出会ったことで、椅子が3本足となりました。
まとめるとこのようになっています。
注意してみないと、椅子がいつ足が3本になったか見逃してしまいますよね。このような経緯があって、母親の形見の椅子の足は3本足となりました。
すずめの戸締りで椅子の存在意義はなんだった?
His ever-lengthening hair flowing about his eyes, Hokuto Matsumura of #SixTONES joined director Makoto Shinkai for a Q&A session about their new film “Suzume no Tojimari!”
“Everything came naturally once I got used to Director Shinkai’s instructions!”#JohnnysUpClose pic.twitter.com/ILMggQu6Ru
— Johnny & Associates (@johnnys) November 11, 2022
すずめの戸締りで「椅子」という存在はどのような意味があったのでしょうか?実は草太が椅子に変えられてしまったことについて、新海誠監督はインタビューでその理由について答えていました。
僕たちがコロナ禍で抱いている不自由な感覚を、椅子という小さくて硬いものに閉じ込められ、本来のパフォーマンスを発揮できないで苦しむ草太の姿に込めたかったんです。ただ、それと同時に僕たちは日本の風土や文化に深い愛情を持っていて、そこに住み続けている。それはすごく不思議な感覚だなと思います。
引用:映画.com
コロナ禍に作成された映画ということが大きな影響を与えていたようですね。コロナ禍の不自由な感覚を、椅子というものに閉じ込められて本来のパフォーマンスが発揮できなかったことを表現していたようです。
いよいよ公開を明日に控え…
この後SNSでは
公開まで1時間毎に
カウントダウンを開始します!⏰映画『#すずめの戸締まり』を
一緒に盛りあげましょう!!✨🙌#新海誠 #明日公開 pic.twitter.com/ZmEtEsoLmL— 映画『すずめの戸締まり』公式 (@suzume_tojimari) November 10, 2022
しかし、日本の風土や文化に深い愛情を持っていて、そこに住み続けているという感情もここで詰め込んでいることがわかりました。大好きな母親の形見である椅子であり、母親に対しての深い愛情と日本の風土や文化になぞらえて表現していたのかもしれませんね。
ダイジンは草太の姿を椅子に変えてしまいましたが、これも実はコロナ禍という不自由さを与えつつも、日本の風土や文化と共に生活していく必要があるということを暗に意味していたという可能性も考えられます。
そこまでは新海誠監督は説明してはいませんが、そのような思いを心の奥底に抱えていたのかもしれません。
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