2022年11月4日~6日に静岡市で行われる「大道芸ワールドカップin静岡」の内部資料に、外国人差別を助長するような記載があったとして、物議を醸しています。2022年10月5日にTwitterで内部資料が拡散されたことで明らかになりました。
この資料を作成したのは大会プロデューサーの奥野晃士氏です。奥野晃士氏とはいったいどのような人物なのでしょうか?俳優としても活躍しているとのことですが、正直知らない人の方が多いと思います。
そこで、この名前の読み方や顔画像、そして経歴などを紹介したいと思います。まずは元ネタニュースをチェックしていきましょう。
大道芸W杯で奥野晃士が外国人差別?元ネタニュースをチェック!
【ニュース】
大道芸W杯のプロデューサー 外国への差別とも取れる文書配付11月、静岡市で開催される「大道芸ワールドカップ」のプロデューサーの男性が、会議で、外国への差別とも取れる内容の文書を配っていたことが関係者への取材でわかりました。https://t.co/63z8IxSGHB
— NHK名古屋 (@nhk_chubu) October 6, 2022
2022年11月4日~6日に静岡市で行われる「大道芸ワールドカップin静岡」の内部資料に、外国人差別を助長するような記載があったとして、物議を醸しています。ツイッター上で批判が相次ぎ、大会プロデューサーと大会実行委員会が謝罪する事態に。
ツイッター上で大会の内部資料とみられる文書が拡散されており、俳優で大会プロデューサーの奥野晃士氏名義で書かれた文書には「2022年は日本人パフォーマーによる日本人らしい祭典を目指す」と書かれていました。
この資料には日本人を「日本国の国籍を持つ人」「日本列島に居住する民族(大和民族、アイヌ民族、琉球民族など)を血統に持つ人」「上記の民族を自らのアイデンティティーとする人」「日本語を母語とする人」と定義しています。
さらには「静岡的大道芸スタイルで、欧米にアボルダージュ(接舷)!」と、自軍の船から敵軍の船に乗りこみ攻撃する戦争用語を用いたキャッチコピーも記載されていました。これをTwitterでは日本人の遺伝的優位を主張し、外国人を差別する「優生思想」ではないかとの指摘が相次いでいます。
このような問題となった文書を作成した奥野晃士氏とはどのような人物か気になりますね。そこで、奥野晃士氏の顔画像や経歴などを紹介します。
奥野晃士の顔画像は?経歴も調査した!
大道芸ワールドカップin静岡のポイントリーダー講習会で配られた紙。日本人の遺伝的優位を語り(出典はWikipedia)、武士道を語り始めて、大声で、泣いちゃった。 #大道芸ワールドカップ pic.twitter.com/CpKLbG8eIL
— りょう🇺🇸|南の島🏖で副業💴|夢❤️を叶えるメンター✨ (@hagiwara_ryo) October 5, 2022
こちらがTwitterで拡散されている、物議を醸した資料です。これを作成した奥野晃士氏ですが、この名前で「おくの あきひと」と読むようですね。Twitterで謝罪を行いつつも、後日改めて謝罪をすると説明しています。
この人物がどのような顔をしているか知らない人も多いと思うので、まずは顔画像を紹介します。こちらは自身のインスタアカウントに投稿されていた画像になります。
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奥野晃士氏の経歴も紹介していきます。簡単にまとめると、このような経歴となっています。
・大阪で小劇団を主宰
・2000年よりSPAC-静岡県舞台芸術センターに所属
・2014年よりスイスに移住
・2015年より「街援隊(がいえんたい)アート・ムーブ」の活動を始動
・2018年に静岡県立大学より地域みらいづくりフェローの称号を授与
・2021年にSPAC入団20周年記念冊子『衆生皆役者〜Artistic Trickle-Down〜』を出版
生年月日は不明ですが、2022年10月現在53歳とのこと。日本人優勢主義ともみられる発言をしている奥野晃士氏ですが、スイスに移住していたことがわかりました。そんなに日本人大好きなのであれば、日本に暮らしていればいいと思うのは間違いでしょうか?また、主な出演作品は次のとおりです。
・宮城聰演出「夜叉ヶ池」(山沢学円役)
・「寿歌」(ゲサク役)
・Noism 金森穣演出振付の劇的舞踊「カルメン」(学者・メリメ役)
・Noism0「愛と精霊の家」出演
正直、これらの作品を一つも見たことがないのでどのような作品であるかは不明であり、奥野晃士氏の演技の上手下手なども全く知りません。しかし、今回の一件で多くの人から反感を買ったことは間違いありません。
また、奥野晃士氏は今回の大道芸ワールドカップの内部資料になぜか武士道について記載していました。これはいったいなぜなのかも調べてみたので、紹介していきます。
奥野晃士が内部資料に武士道はなぜ?自身のポリシーに由来!
世界各地のアーティストが集結してきた静岡市の一大イベント・大道芸ワールドカップ。
3年ぶりの開催を前に、残念な事態です。
「外国の人も関わってくれているのに、非常に危険」
大道芸W杯のプロデューサー 外国への差別とも取れる文書配付|NHK 静岡県のニュース https://t.co/LXtwbBVASL
— NHK静岡放送局 (@nhk_shizuoka_) October 6, 2022
奥野晃士氏は内部資料に「日本人は礼儀正しく、規律があると認められています」と記載しており、この教えは学校などで教わったものではなく、自然と身に付いたものであると説明しています。この答えは「武士道」である、と明らかにしています。
武士道が起源でそのような素養が備わったと説明しているんですよね。しかし、今の世の中で武士道と結びつける人はほとんどいないのではないでしょうか。それなのに、なぜわざわざ武士道と結びつけるようなことをしたのでしょうか?
実は奥野晃士氏のポリシーは「武士道と舞台芸術は本質的に合一である」と公式HPに記載されていました。そもそもが奥野晃士氏は武士道が大好きなんですよね。それをなぜか押し付けるかのように、内部資料に掲載しています。
「大道芸W杯」内部資料に「外国人差別」の指摘 大会プロデューサーが謝罪「私の完全な間違い」#大道芸W杯 #大道芸ワールドカップ https://t.co/Onv3JQ6NHa
— J-CASTニュース (@jcast_news) October 6, 2022
自身がそのようなポリシーを持つことは自由ですが、それをわざわざ内部資料といえど大道芸ワールドカップの資料に掲載する必要はないのでは、と思います。また、コロナ禍以前には大道芸ワールドカップには多くの外国のパフォーマーが招かれていました。
国内のパフォーマーやファンたちも、海外のパフォーマーを見たくて大道芸ワールドカップに参加する人が大勢いました。それにも関わらず、ここぞとばかり日本人の起源を語り、欧米を排斥するような記載はあり得ないと思います。
また、大会の名前は「大道芸ワールドカップ」としているのに日本人だけの出場であれば、もはやワールドカップではないのでは。今回の件で改めて謝罪することを奥野晃士氏は明らかにしていますが、これはもしかしたら謝罪だけでは済まず、引責の可能性も考えられますね。
また、今回でこの名前が広く知れ渡ることになりました。今後の奥野晃士氏の活動に影を落とすかもしれません。
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