豪華客船として知られているタイタニックが、処女航海中に氷山に衝突して沈没したという話は有名だと思いますが、実は沈没した原因というのは様々な説が語られているようで、その中にはどうやらミイラの呪いだったのでは?という説もあるようですね。
タイタニックは不沈船として高度な安全対策が施されており、船底は二重になっていたり、浸水しても沈没しないような構造になってたり、さらには15センチ以上の浸水で自動閉鎖される機能があるなど、当時の技術水準を考えるとかなり安全対策に力を入れていました。
しかし、そんな不沈船だからこそ沈没したのはミイラの呪いではないか?という噂があるようなんです。そこで、ミイラの呪いなどを含めてタイタニックが沈没した原因で、噂されている複数の説を紹介したいと思います。
【タイタニック】沈没の呪いや本当の原因の噂とは何?噂の内容をチェック!
#タイタニック号は沈没時に真っ二つになったことから、レプリカは最初から2つに分かれるように設計。沈没シーンでは水圧モーターを使って船首を水中12mまで沈め、船尾の甲板は斜めに配置して撮影したそうです#金曜ロードショー#レオ様#ディカプリオ#レオナルド・ディカプリオ pic.twitter.com/hO2vcj0M9T
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) May 14, 2021
不沈船と呼ばれながらも1912年4月14日深夜に氷山に衝突し沈没したタイタニック号ですが、沈没した原因についてはいろいろな説が取りざたされているようで、これがどういうことかというと氷山にぶつかって沈没した、というのは間違っていません。
しかし、なぜ氷山にぶつかってしまったのか?という点においては諸説があるようで、どのような説があったかというと、これらが挙げられます。
これはどういうものなのかを詳しく紹介したいと思います。
操作ミス
操作ミスにより氷山に衝突した、という説があり、なぜこのような説が噂されているのかというと、当時の二等航海士のチャールズ・ハーバート・ライトラーの孫のルイーズ・パッテンがイギリスのテレグラフ社の取材で操舵ミスが原因だった、と説明したためです。
氷山は衝突の4分前に発見されたものの、停止可能な距離にも関わらず操舵のみで回避できると判断したため、「舵輪を左に回せ」と指示を出したものの、操舵手は右に回してしまい、氷山にぶつかってしまったと言われています。
ただし、この証言をした人物が信頼できるのかどうかは不明であり、沈没になった原因のうち、候補の1つとしての域を出ていません。
ブルーリボン賞説
こちらもある意味ミスとなる説ですが、どのようなものなのかというと、生存した船員が「船長はいつもと違い、船のスピードアップに躍起だった」と証言しており、なぜかというとブルーリボン賞を獲得しようとしたため、と言われています。
ブルーリボン賞は大西洋最速横断記録のことで、この賞を獲得したいがためにスピードを上げすぎて、氷山に衝突したのではないか、という説がブルーリボン賞説ですが、これ以外にもスピードを上げすぎる理由も挙げられているようです。
当時の船乗りが高速で氷山を突破した方が安全だと考えたり、石炭火災を止めるために石炭をボイラーに投げ込んだために自然と船足が早くなった、との噂もあるようです。なお、石炭火災についても詳しく紹介します。
石炭火災説
1912年の事故調査・査問委員会では石炭火災が起こっていたことが取り上げられていたそうで、当時は沈没事故とは無関係であり、大した火災ではなかったというのが定説だったようですが、2010年代になるとこれが有力説となったようですね。
タイタニックは出航前から船体側面に焦げ跡が確認されており、さらには出航した日からタイタニックは燃えていた、という証言も残っているようで、1912年4月10日に乗客を乗せた時点で火災は消火できておらず、加熱された部分の鋼材の強度は最大で75%低下していた、との噂も。
航海中は火災がそれ以上広がらないように食い止め、港に着いた後で消そうと考えて、スピードをあげたのでは?とも言われており、2010年以降はこの説が有力視されているそうです。
陰謀説
タイタニック号が氷山に激突③
、前年の1911年(明治44年)に英護衛艦と衝突事故を起こした姉妹船オリンピック号を含めた造船会社の保険金をめぐる故意の事故だったのでは❓️など陰謀説も持ち上がっており、諸外国では、陰謀説の方が真剣に信じられている
1997年映画「タイタニック」 pic.twitter.com/tW8rrpCmKR
— 片倉典朗 (@QcZBl0cNloiDqZ4) April 13, 2022
陰謀説として挙げられているのは、「船を所有していたホワイト・スター・ライン社が財政難になっていたため、タイタニックの保険金を得るために故意に沈めた」という噂があるためで、これはどのような噂なのかも紹介します。
タイタニックを管理しているのはホワイト・スター・ライン社でしたが、事実上の所有者はこの会社に出資していた国際海運商事の社長であるジョン・モルガン氏であり、モルガン氏は当初はタイタニックに乗る予定だったものの、事前に病気を理由にキャンセルしました。
さらに、かわりに別の大富豪の夫妻が乗船することになったものの、この夫妻もキャンセルしており、病気でキャンセルしたはずのモルガン氏は同時期に北アフリカからフランスにかけて旅行をしていたことが後に判明したそうです。
このような説が挙げられますが、その中でも一番のオカルト要素が濃い説が、いわゆるミイラの呪い説と言われているもので、この説について詳しく紹介したいと思います。
【タイタニック】沈没の呪いの正体とは?大英博物館の不幸のミイラを調査!
ジャックとローズが再びめぐり逢うシーンに映っている時計の時刻は2時20分
これは氷山に衝突した23時40分の2時間40分後、つまりタイタニック号が完全に沈没した時刻なんだそう#タイタニック pic.twitter.com/FKAQKCEity— (@yolice_221B) May 14, 2021
タイタニックの沈没の原因として、最もオカルト要素が強い説が「呪いのミイラ説」で、これがどのようなものかというとタイタニック号の船倉に呪いのミイラが収めらせたいたために沈没した、という説です。
このミイラは「不幸のミイラ」と呼ばれているもので、実はイギリスのロンドンにある大英博物館に収められているミイラの一つで、このミイラが収められている棺には女性の美しい顔が飾られていて、象形文字で「アモン・ラー」と記されています。
このミイラは1910年にカイロを訪れていたイギリス人古代学者のマーリー氏が商人から買い取り、ロンドンの自宅に送るように頼んだところ、数日後に取引をしていた商人が原因不明の熱病で亡くなったそうです。
このミイラはアモン・ラーの神殿に仕えていたとされる美女ですが、若い時に熱病に侵されなくなったために、地下墓地に安置されていたものの、棺には墓を暴く者には不幸が訪れる、といった言葉が刻まれていたとのこと。
それを迷信だとして信じなかったマーリー氏は、狩りをしている時に銃が暴発したため片腕を失い、さらにイギリスに帰る船の中で棺の荷造りをしていた使用人が1年も経たないうちに変死しており、ロンドンに帰ったマーリー氏はすぐにこのミイラを古美術のコレクターの女性に譲りました。
しかしこの女性が自宅に棺を運び入れたその日の夜に家中のガラスが砕けたり、飼っていたペットが変死したり、さらに数か月後には母親が亡くなったりと不幸な出来事が続き、この女性も原因不明の病にかかりました。
その後別の人物の手に渡ったものの、持ち主の家族の3人が交通事故で重傷となり屋敷が火事になる不幸があったために、ミイラは大英博物館に寄付をすることになったものの、博物館に棺を運んだトラックが突然暴走し人をひき殺してしまったそうです。
タイタニック沈没
1910年王女のミイラを発見
盗掘団が”呪われた”と叫び 死亡
考古学者は腕を切断
移動中の作業員が同じ言葉を叫び死亡。博物館でも不審死
困惑した博物館はミイラを寄贈
タイタニックへ…沈没→回収
今も大英博物館にある棺には
“この墓をあばく者には不幸が訪れる”と刻まれています pic.twitter.com/B0ybCmgH0a— OYA SUMY (@OyaOzwmx3) December 7, 2022
さらに、棺を運んだ作業員の2人が階段から転落し、1人は骨折、1人は作業中に倒れて即死、ミイラの調査をしていたエジプト学者も変死体で発見されるという不幸が続いたそうで、この不幸なミイラがニューヨークの博物館に引き取られることになったため、タイタニック号に載せられたそうです。
このミイラの呪いによって氷山に衝突したため、タイタニックは沈没という結果になったとされていますが、このミイラは1990年と2007年に海外に貸し出された以外に大英博物館を出た事はない、という記録が残っているようですね。
それでは、なぜこのような説が出たのかというと、どうやら乗船客の1人であるジャーナリストのウィリアム・トーマス・ステッド氏が暇つぶしでこのミイラの話をしたことで、それに尾ひれがつき広められたのではないか、と言われています。
タイタニック号からは多くの宝飾品や大階段の一部が引き上げられたりしているので、もしかしたら秘密裏にミイラの引き揚げられていて、大英博物館を出ていないことにしていた・・・という可能性も、あるかもしれませんね。
【タイタニック】沈没の呪いの噂に世間の声は?
これ凄いな 呪われるかも
呪いはタイタニックの沈没もか?って初めて聞いた。タイタニックにはエジプトのミイラを積んでいたなんて恐ろしさ pic.twitter.com/zUml6DG8AX— ゆうびっと (@Youbit_PR) December 30, 2019
タイタニックがミイラを運んでいたために沈没した、という説がある中で、ネットではどのように言われているのか?についても調べてみたので、ネットの口コミや評判などを紹介していきたいと思います。
こちらの方は、「タイタニックにミイラが積まれて海に沈んで行ったのは事実」と投稿していました。
このシーンは見てないけど
タイタニックにミイラが積まれて、海に沈んでいったのは事実。
ミイラもまさか、砂漠の世界から氷の浮かぶ海の下に眠ることになるとは
思わなかっただろうね https://t.co/ApYUn7VIyu
— とーちゃん(さん付け不要) (@knightma310) May 2, 2022
しかしこの説が事実である、という点については立証はされてはいませんが、こちらの方はタイタニックが沈んだのはミイラの呪い、というのを小学校の図書館にある本で読んだ、と投稿していました。
タイタニックはミイラの呪いで沈んだって小学校の図書館にある本で読みました
— !∀ W (@mai_sz1116) April 14, 2021
なお、タイタニックの映画にもミイラの棺が登場しているシーンがある、との投稿もあったのですが、これは本当なのでしょうか?
タイタニックにミイラの棺が乗っていたらしい話を見たんだけど
映画にもちゃんとチラッと登場しているらしきシーンがあるらしくてすごいなぁ、と。
ちゃんと事実に基づいて貨物室も作ってあったんやねえ— 島らっきょ (@Coming0ut) June 2, 2021
しかし、ミイラはタイタニックになかったというのが定説、と投稿している方もいました。
小酒井氏をググってみると……。
1917年ロンドンに海外留学。
タイタニックの沈没が1912年。
当時ミイラの呪いがロンドンで
語られていたとしたら。
その話を取材していたとしたら。ミイラはタイタニックに
無かったが定説なんですが、
20年代に怪談の取材を海外で…
なんかロマンがありますよね。— いたこ28号/北極ジロ (@itako28) June 23, 2021
また、あの神秘学研究家の荒俣宏さんも、タイタニックにミイラが乗っていた説を提唱しているような投稿もありました。
タイタニックでエジプトのミイラ運んでた事実。そして沈没したのはエジプトの呪いだと言ってる荒俣宏さん。こーゆーのワシ信じちゃうよ。#たけしの新世界七不思議
— 杰蔵 (@kumakinkin) December 30, 2019
さらには、沈没したタイタニックからは遺留品としてこのミイラが引き上げられている、という投稿もありました。
タイタニック沈没は呪われたミイラが関係しているという噂を知っていますか?あるミイラの周りで謎の死をとげたことから博物館に寄付する事を決意し、絶対に沈まない船に乗せて博物館へ届けました。しかしタイタニックも海底に沈没してしまいました。
実際に遺留品からはこれが引き上げられています。— titanic bot (@titanic0206) June 28, 2014
多くの人が「タイタニックがミイラを運んでいた」「ミイラの呪いで沈没した」との説を信じているようにも見受けられましたが、大英博物館の記録だけで判断すると、この説は否定できるものの、記録が正しくないとするとミイラの呪いで沈没した、ということもあり得るかもしれませんね!
併せて読みたいニュースを紹介!
併せて読みたい最新ニュースをいくつか紹介しておきます。
気になった方は、ぜひこちらも読んでみてくださいね!
アークベル最新CMで歌ってる女の子は誰?栗林藍希(あいの)のプロフィールに迫る!