養子縁組をした女性を殺害した疑いで逮捕され、2022年9月1日に自殺した男について、8月30日に警察は男が自殺をほのめかすメモを確認していたことが報じられました。自殺したのは高井凛容疑者で、大阪の福島警察署で留置されていましたが、留置場で首吊り自殺を図り死亡。
高井凛容疑者が自殺をほのめかすメモを遺していたとのことですが、どのような内容が書かれていたのでしょうか？また、本当であれば事前に対策が出来なかった警察の失態ともいえるのではないでしょうか。
そこで、このメモの内容や警察の失態はあったのか、またどのようにすれば防げたかなどを調べたので紹介します。まずは元ネタニュースをチェックしていきましょう。
高井凛が自殺をほのめかすメモを残していた？元ネタニュースをチェック！
先月に自殺示唆するメモ 大阪女性殺害容疑の養子 https://t.co/TSWe30GvxV #ニュース #47NEWS #共同通信ニュース
— 47NEWS (@47news_official) September 2, 2022
養子縁組をした女性を殺害した疑いで逮捕され、2022年9月1日に自殺した高井凛容疑者が、自殺をほのめかすメモを遺していたことが明らかになりました。このメモは8月30日に警察が確認していたとのこと。
高井凛容疑者は養子縁組をしていた女性を殺害した疑いなどで逮捕され、大阪の福島警察署で留置されていましたが、9月1日の朝に留置場の居室で首を吊り死亡しています。この自殺する2日前の8月30日。
この日に高井凛容疑者のノートに挟まっていた便箋に、自殺をほのめかす内容が書かれているのを警察官が確認していたことがわかりました。便箋は複数枚あり、家族にあてたものだったそうです。さらには遺書のような内容であったことも報じられています。
大阪府警はこの便箋を見つけたために、巡回回数を増やすなどの対応をとったとのことですが、残念ながらその兆候を予知しながらも、自殺を防ぐことが出来ませんでした。大阪府警は管理体制に問題がなかったかを検証する方針のようです。
自殺をほのめかすメモを見つけながらも、自殺して亡くなった高井凛容疑者ですが、メモの内容が気になりますよね。また、警察は本当にこの自殺を防ぐことが出来なかったのでしょうか？これらが気になったので、いろいろと調べてみました。
高井凛の自殺をほのめかすメモの内容は？どの程度ほのめかしていた？
高槻女性殺害、自殺図った容疑者死亡 全容解明困難にhttps://t.co/D8si011a3m
容疑者は心肺停止の状態で救急搬送され、治療を受けていた。容疑者の死亡によって刑事責任は問えなくなり、動機を含めた事件の全容解明は極めて困難な状況となった
— 産経ニュース (@Sankei_news) September 1, 2022
養子縁組をした女性を殺害した疑いで逮捕された高井凛容疑者が、留置場で自殺を図り死亡しました。高井凛容疑者は服をひも状にし、首吊り自殺でなくなっています。高井凛容疑者が遺した自殺をほのめかすメモとは、いったいどのような内容だったのでしょうか？
現時点では実際の文章は明らかにはされていません。しかし、家族にあてた遺書のような内容だったと報じられています。このことから、「もう生きる気力がなくなった」「もう生きていても意味がない」など、今後に関して絶望するような内容が書かれていたのではないかと予想されます。
また、高井凛容疑者は「逃走を考えている」という発言もしていたことが明らかになっています。しかし、このような発言をしたために高井凛容疑者は「特異被留置者」に指定され、夜間の巡回の回数などを増やしていたそうです。
高槻女性殺害 死亡した容疑者の留置居室から自殺ほのめかす手紙 https://t.co/aW0Y2ZHPnx
— 朝日新聞(asahi shimbun） (@asahi) September 2, 2022
このように監視の目が厳しくなったために、逃亡することは不可能である、と判断したのかもしれませんね。しかし、8月30日に自殺をほのめかすメモが見つかりながらも、自殺を図った高井凛容疑者。
自殺により被害者やその親族の無念は、もはや永遠に果たされないという事態になってしまいました。今回の自殺の一件では、警察の落ち度はなかったのでしょうか？
高井凛が自殺は警察の失態？なにをすれば防げたのかも調査！
高槻女性殺害の容疑者、留置場で自殺図り死亡…真相解明は困難にhttps://t.co/4Qx3jL6sxZ#社会
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) September 1, 2022
高井凛容疑者が自殺を図ったために、急展開の養子縁組をした資産家を殺害した事件ですが、自殺をほのめかすメモを見つけておきながら、自殺を食い止めることが出来なかったのは、警察の失態と言えるのでしょうか？元大阪府警刑事である中島正純氏は次のように語っていました。
「警察としては、やることは全部やっていた。ただ、巡視・巡回の合間をぬって、分からないように自殺をしてしまったので。ミスであることには間違いない」
引用：Yahoo！ニュース
このように、元警察官である人物が警察のミスであったことを認めています。留置場ではなにも起こらないのが当たり前であり、なにか起こったら失態とも言われています。今回の高井凛容疑者が自殺した件では、今後警察のミスが追及される可能性が浮上しています。
それではどうすればこの自殺を防ぐことが出来たのでしょうか？今回自殺を図った手段として、Tシャツを裂いてひも状にしたことで首吊りを図ったとされています。持ち物のチェックに関しては当たり前にやってはいますが、着ている服が破れないような形状のものを用意する必要があったのかもしれません。
大阪・高槻女性殺害 自殺図った容疑者が死亡 真相究明困難にhttps://t.co/6d83YupDn3
1日朝に勾留先の大阪府警福島署の留置場で自殺を図り、病院で治療が続いていました。取り調べが不可能になったことで、真相究明は極めて困難になりました。
— 毎日新聞 (@mainichi) September 1, 2022
また、布団を頭からかぶった状態で寝ていたとのことですが、この布団も裂けるのであればひも状にすることが可能だと思われます。さらには、この紐を作らないためには巡回の回数を増やすのではなく、特異被留置者と認定したのであれば24時間監視が必要であったのではないか、と思われます。
今となっては、なにを言っても時間は戻りません。せめて今回の自殺した手段で、他の人たちが今後自殺しないようにするようなルール作りを行ってほしいものです。
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