イチケイのカラス・職権発動は実際には?現役弁護士の意見を紹介!

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大人気ドラマ「イチケイのカラス」が毎回話題ですね!
竹野内豊が演じる入間みちおが「職権発動」で盛り上がりを見せています。

この現象(?)をドラマでは「入間る」と表現していますが、堅物キャラである坂間千鶴(黒木華)まで入間ったりも?!

この職権発動ですが、実際にはあり得るのでしょうか?
実際の弁護士の意見や、監修担当者の意見を踏まえた番組制作側の意見を調査したので、それを紹介します。

イチケイのカラスの職権発動は実際に行われる?

イチケイのカラスの見どころの一つである「職権発動」。
裁判長を務める入間みちおがこれを宣言すると、裁判所が主導で現場検証を行い自ら捜査に入ります。

この権限は、刑事訴訟法第128条に「裁判所は、事実発見のため必要があるときは、検証することができる」と明記されているので、あり得ることではあります。

しかし、これが毎回とは言いませんが、実際に起こりえることなのでしょうか?
初回に職権発動を入間みちおが行った時、坂間千鶴はかなり驚いていました。

これが普通の反応です。
みなさんが推測するとおり、このようなことは稀なケースです。

入間はこの職権発動を行う理由として、このように語っています。

「本人が納得していない刑を下すとどうなると思う? 出所したらまた罪を犯すかもしれない。今度は傷害では済まないかもしれない。すべて分かった上で、この事件に関わった人全員にとって一番良い判決を下したい」

 

ドラマを盛り上げる上では重要なファクターとなっているこの職権発動。
しかし、現役の弁護士からすると違和感があるようです。

というのは、実際に裁判官が職権発動を行い調査をすることはあり得ないことではありません。
とはいえ、裁判官が「捜査」という言葉は使わないと指摘しています。

この職権発動は監修の担当者からはこのドラマ放送前に「検証はするけれども”捜査”という言葉は言ってほしくない」と強く言ったとのこと。

一方番組プロデューサー含む制作側は、「裁判所主導で捜査します」と言う方がファンタジーとして面白くなる、と主張。

さんざん議論をした末に、捜査という言葉を使用する判断をしたことが明かされています。
やはり、「裁判官が捜査をする」ということは基本的にはあり得ないことなんですね!

似たようなことはすれども、行うのは「検証」のようです。
さらに現役裁判官が違和感があったのは、裁判長を二番目の裁判官に任せること。

 

通常は総括裁判官が裁判長を担うのが通例であり、これはリアリティがないと指摘しています。
これもドラマを盛り上げるためには重要な要素なので、番組ではリアリティよりもエンターテイメントを重視したということでしょうね!

 

イチケイのカラスはフジ得意の「じゃない方」

イチケイのカラスの魅力は入間が見せる「職権発動」だけではありません。
フジテレビが得意とする「じゃない方」にフォーカスを当てて、ストーリーを展開するやり方も魅力の一つ。

 

「医師じゃなくて技師」だったり、「医師じゃなくて薬剤師」だったり。
今回は「検事でなく、弁護士でもなく、裁判官」がフォーカスされています。

フジテレビはたびたびこのようなすこしずらした視点を主人公とし、ドラマを作成するのが上手ですよね。

また、毎回お笑い芸人の方がゲストとして傍聴席に登場します。
これも番組の盛り上がる要素の一つです。

 

毎回誰が出るのか?というのが楽しみであり、ドラマ制作のやり方がうまいな~と思います!
なお、刑事裁判官にが主人公であるドラマというのは民放初とのこと。

 

なかなかニッチなところを攻めるフジテレビさん、さすがです!
もう一つ小ネタを紹介します。

 

中村梅雀さん演じる川添さんですが、ネクタイに注目です。
毎回動物のネクタイをしています。

 

毎回どの動物が出るのか?もイチケイのカラスファンにとっては見逃せない衣装です。
どの動物なのか、よく見てみてください!

まとめ

ドラマ「イチケイのカラス」の入間みちおが行う「職権発動」。
この職権発動について実際の弁護士の意見や、監修担当者の意見を踏まえた番組制作側の意見を紹介してきました。

ドラマはリアリティを求める場合もありますが、やはりエンターテイメントですね。
「ファンタジー要素」のためにこの職権発動で裁判官が捜査を行う、という要素を組み込んだのですから。

しかし、これが大当たりですね!
毎回楽しく見させてもらっています。

イチケイのカラスは早くも折り返しを過ぎました。
最終話まで目が離せません。

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