北京オリンピックで金メダルを確実視されながらも、4位に終わったワリエワ選手、
オリンピック後初めてインスタグラムを更新、エテリコーチらへの感謝を投稿しました。
ドーピング問題で北京オリンピック最大の話題となったワリエワ選手。
その問題の影響で転倒したワリエワ選手にエテリコーチは「「なぜ途中であきらめたの?!」と詰問していました。
そんなエテリコーチをワリエワ選手は感謝しているのでしょうか?
また、ROC内の関係は感謝を伝えるほど良好だったのでしょうか?
これらが気になったので、考察してみました。
ワリエワはエテリコーチに感謝をSNSで投稿?元ネタニュースをチェック!
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北京五輪フィギュアスケート女子シングルで4位となったロシアのカミラ・ワリエワ選手がオリンピック後初めてSNSを更新しました。
コーチのエテリ・トゥトベリゼ氏らとの集合写真を添付。「私の最初のオリンピックはついに終わりました。アスリートの人生で最も重要なイベントに、私を導いてくれた人々に感謝したいと思います」と投稿しています。
さらに、「トレーニングだけでなく、自分自身を克服することを教えてくれる。人生にも役立ちます」とも記しています。
ワリエワ選手は金メダルを確実視されていましたが、団体で金メダルを獲得した後にドーピング問題が発覚。
各国の報道陣が大きく取り上げ大きなニュースとなりました。
その後スポーツ仲裁裁判所から五輪出場継続を認められたものの、フリーで転倒が続き4位に。
演技後はエテリコーチに「なぜ途中であきらめたの?!」と詰問されたことも報じられていましたよね。
この一件でIOCのバッハ会長も苦言を呈していました。
初めて出場したオリンピック開催の真っ最中にドーピング問題が持ち上がったワリエワ選手。
いろいろな意味で忘れられないオリンピックになったのではないでしょうか。
気になったのは、ワリエワ選手はエテリコーチに感謝しているのは本当でしょうか?
大変な時に詰問されたことで、恨んでいたりはしなかったのでしょうか?
また、ROC内での関係は良好だったのでしょうか?
これらについて、考察してみたいと思います。
ワリエワはエテリコーチに感謝は本当?恨みはないのか考察してみた!
【誤って祖父の薬を ワリエワ側主張】https://t.co/sP8UYY1lD1
ドーピング違反が発覚したフィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(ROC)の弁護士が、祖父が使っている心臓病の薬を誤って摂取したと主張していることが15日、明らかになった。IOCのデニス・オズワルド氏が定例会見で明かした。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) February 15, 2022
カミラ・ワリエワ選手が初めて参加したオリンピックである、北京オリンピック終了後に初めてインスタグラムを更新。
その内容はこちらになります。
私の最初のオリンピックはついに終わりました。アスリートの人生でこの最も重要なイベントに私を導いてくれた人々に感謝したいと思います。私のコーチ:Eteri Georgievna @ tutberidze.eteri、Sergey Viktorovich、Daniil Markovich @ daniil_gleikhengauz。あなたはあなたの分野の絶対的なマスターです!そして、あなたはトレーニングするだけでなく、自分自身を克服することを教えます。これは、スポーツだけでなく、人生にも役立ちます。私のそばにいると、私は保護されていると感じ、どんなテストにも合格することができます。私が強くなるのを手伝ってくれてありがとう
ロシア語の直訳となりますが意味はだいたい伝わるのではないでしょうか。
しかし、トーピング問題で精神的に不安定になった状態で競技に臨んだワリエワ選手。
まだ15歳であり、大人を頼りたいと思う年ごろのワリエワ選手は競技後に詰問されて、エテリコーチに感謝しているのは本当でしょうか?
実は恨んだりしていないのかが気になりますよね。
エテリコーチといえば、数々の名選手を育ててきた方。
ザギトワ選手やメドベージェワ選手など、名だたる選手を育ててきました。
エテリコーチの手腕は見事なものだと思いますが、実は多くの選手が10代で選手生命を終えています。
はたから見ると選手を使い捨てにしているように思えてしまいます。
選手からするとどう思うのでしょうか?
エテリコーチの練習についていければ選手としては大成することが多いのも事実。
そして、ワリエワ選手もその一人。
これまで世界最高得点を更新し続けてきたワリエワ選手は、それまでの功績はコーチのおかげです。
そのために感謝しているというのは事実でしょうね。
また、エテリコーチを恨んでいるのではないかという疑問もわきますが、これについては恨んではいないと思われます。
エテリコーチの指導はかなり厳しいもののようで、ゴミ箱に入れられた選手もいるとのこと。
それでもフィギュアスケートの技術を向上させてきたのはエテリコーチの手腕によるもの。
それがわかっているために、恨んではいないものと思われます。
恨んでいないのはもう1つ理由があります。
それは、試合に結果が出せないのは全て選手のせい、と日常的に伝えていたようです。
このことから、失敗したのは自分のせいである、というように思ってしまうため。
ある意味洗脳ともいえる関係のために、恨んでいるという感情は湧き起こらない関係性になっているのでしょうね。
ワリエワはROC内の関係は良好だった?シェルバコワやトルソワとの仲も調査!
【ワリエワ泣き崩れる まさかの4位】https://t.co/DnhZQ7iT9K
北京五輪フィギュアスケート女子で、ドーピング疑惑に揺れる15歳のワリエワは最終滑走でまさかのミスを連発。SP首位からフリーで後退し、合計224.09点で暫定4位に沈んだ。得点が表示されるとワリエワは泣き崩れた。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) February 17, 2022
ワリエワ選手はROC内での関係は良好だったのでしょうか?
今回インスタグラムに投稿された人物名は、エテリ・トゥトベリーゼコーチ、セルゲイ・デュダコフコーチ、ダニイル・グレイヘンガウスコーチの3名です。
エテリコーチ以外の2人は、サンボ70のチームでエテリコーチと一緒にコーチを務めている人物です。
エテリコーチをサポートするために重要なポジションである2人に対しても、ワリエワ選手はリスペクトしているものと思われます。
ただし、シェルバコワ選手とトルソワ選手との仲は気になるところです。
というのも、エテリコーチ門下の選手同士では軋轢があるのも事実です。
エテリコーチの元で実力を磨く選手の中では、「あの子とは一緒のリンクで滑ることはできない」などと発言する選手もいるそうです。
また、それが原因でエテリコーチのもとを離れてしまった選手もいます。
ワリエワ選手がシェルバコワ選手やトルソワ選手と仲が悪い、というエピソードについては見つかりませんでした。
しかし思うところはあると思います。
それがトルソワ選手の発言を生んだのではないでしょうか。
トルソワ選手は北京オリンピックで銀メダルを獲得するも、「嫌よ! みんな知ってるのよ!」「このスポーツが嫌い!」などと発言していました。
この発言から、ROC内での不和を感じることができますよね。
まだ15歳であるワリエワ選手。
表立って批判することはありませんでしたが、なにかしら内に秘めている思いはありそうです。
なお、トルソワ選手の発言についてはこちらの記事で考察しています。
気になる方はぜひ読んでみてくださいね。
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