2021年6月27日から開始のドラマ「ライオンのおやつ」。
原作は小川糸さんの小説で、美しい島のホスピスに暮らす人々の出会いと絆、感動の物語です。
この美しい島の舞台となったライオンのおやつのロケ地はどこなのでしょうか?
また、どのような内容のドラマなのでしょうか?
今回はドラマ「ライオンのおやつ」のロケ地やあらすじを紹介します。
また、ロケ地では苦情も出ていたようです。
こちらについても紹介します。
ライオンのおやつのロケ地は?
ドラマ「ライオンのおやつ」のロケ地について、紹介していきます。
愛媛県今治市大三島
原作者の小川糸さんによれば、この舞台となる島についてはモデルとなった島があるそうです。
それは愛媛県今治市の島、大三島。
この島は、瀬戸内のしまなみ海道に浮かぶ島です。
大山祇神社があり古くから「神の島」としても知られています。
神の島であるため、魚類を取ることは禁忌とされていたことから漁業はあまり盛んではありません。
本作では「生きること」をテーマにしており、海は命の源であり死とも近い場所。
そのために小川糸さんは物語は海の近く、と決めていました。
また、本作では荒々しい日本海というよりは、周りを山々に守られて穏やかで暖かい瀬戸内海がこの物語にぴったりだとインタビューで語っていました。
「大三島」は、周りを囲む美しい海はもちろん、島中に広がる柑橘の畑やワイナリーのブドウ畑など魅力的な場所が多く、物語のイメージがどんどん膨らんでいきました。
引用:warakuweb
みんなのワイナリー
大三島みんなのワイナリーで島内産の白ワイン『島白』を買う。このワインは、日本でのワイン作りに夢を抱いた若者が大三島に移住して、島内の耕作放棄地にブドウの苗を植え醸造したもの。現在苗木オーナーも募集中だそうです。https://t.co/eYXOc1kkKa pic.twitter.com/0LoJdz6kCf
— 清水裕子 (@yuko_yuko) May 4, 2021
大三島はみかん畑に覆われた美しい島です。
しかし少子高齢化が原因でみかん栽培を放棄する農家さんも多いそう。
そこで放棄されたみかん畑を借り受け、醸造用のぶどうの栽培に切り替え、大三島で初のワイナリーが作られました。
実は大三島はぶどうの栽培に適した気候を持っています。
年間を通して降雨量が少なく、夏は晴れ間が続く瀬戸内気候がぶどう栽培に適しています。
「ライオンのおやつ」に登場する、農業に打ち込む島の青年・田陽地(タヒチ)はワイン作りをしています。
そのため、この「みんなのワイナリー」が登場するのではないかと思います。
ふるさと憩の家
先日泊まった学校に続きまして、こちらは大三島ふるさと憩いの家さん。木造でめちゃくちゃ趣があり映画の撮影にも使用されました。目の前はこの絶景なので、これはもう合宿したい。1泊2食付6千円~。因みに私は一人はちょっとと断わら…れ… pic.twitter.com/nSQLJRHNyD
— 秋葉東子 (@G_AKB) May 21, 2015
ドラマで登場する場所は、他のドラマなどでも使われていることが多くあります。
大三島の「ふるさと憩の家」は、木村佳乃主演映画「船を降りたら彼女の島」などでもロケ地として使われています。
今回の「ライオンのおやつ」でも登場する可能性はかなり高いものと思われます。
このふるさと憩の家は、昭和61年に廃校になった小学校をリノベーションした宿です。
木造のノスタルジックな雰囲気が、島の雰囲気とマッチしています。
「ライオンのおやつ」のロケ地で苦情?
今、NHKのドラマ
「ライオンのおやつ」撮影やってますけど。朝の8時から夜10時ぐらいまで発電機の騒音されてます。しかも、アホマネージャーみたいのが2階から眺めてたら女優さんいるから見ないで、のバツ印
だったらこんな住民がいる所で撮影やるなよ、マネージャーみたいなやつ2階来ておと聞けよ。— 0322 (@ttkom1010) June 7, 2021
ライオンのおやつの撮影が朝8時から夜10時までやっており、騒音が大きく迷惑、との苦情がありました。
発電機は静音性能が高い機器であれば、一般の会話レベルの騒音。
しかし、静音対策がされていない発電機であればかなりの騒音レベルになります。
撮影を住宅地で行っていたようで、あまり騒音対策を行っていなかったように思えますね。
「ライオンのおやつ」のあらすじは?
「ライオンのおやつ」のあらすじを紹介します。
「ライオンの家」、それは、とある美しい島にあるホスピスの名前。そこには余命の宣告を受けた何人かのさまざまな個性の人たちが集い、人生の最後の日々を送っている。主人公の雫(29)が「ライオンの家」にやってくる日から、物語は始まる。
若くして余命を告げられた雫は、「ライオンの家」で残りの日々を過ごすことを決め、フェリーに乗ってその島に着く。島の緑の風景の中で、雫は思いをはせる。自分の複雑な家庭環境のこと。家族とのぎくしゃくした関係を改善できないままここに来たことに、雫は少しだけ心残りを感じた。
美しい島で、静かで穏やかな、絵日記のような時間が、雫のまわりで流れ始める。
「ライオンの家」では、入居者が自分の思い出のおやつをリクエストできるティータイム「おやつの時間」があるのだが、雫はリクエストしたいおやつを決められずにいる。
食べて、生きて、そして旅立つ。そんな当たり前のことが、とても貴い。
「ライオンの家」を切り盛りするマドンナというつわものの管理人、そして同居する仲間たちとの、ぶつかったり、笑ったり、泣いたりの日々が始まり、農業に打ち込む島の青年・田陽地(タヒチ)との甘酸っぱい時間も流れ始めて…。
雫は人生最後の特別な時間に、何を見つけ、そして何を残すのか。
すべての人にいつか訪れる日々をあたたかく描き出す、今が愛おしくなる物語。引用:NHK
このドラマは、死と生を見つめなおすドラマになっています。
原作の作者である小川糸さんは、「死ぬのが怖くなくなるような物語を書きたかった」とインタビューで語っています。
また、小川糸さんの作品には多くの魅力的な食事が登場します。
このドラマも例外ではなく、「ライオンのおやつ」の名前のとおり、「おやつ」を中心としたストーリーです。
小川糸さんはこの作品を「お粥をイメージして書いた」とも言っています。
さらっとしていて、これといった特徴はないものの、滋養があり、食べると心も体も満たされるお粥のような物語を書きたかった、とのことです。
このドラマを見た方は、このふんわりとした温かいイメージが伝わるのではないでしょうか。
ライオンのおやつのロケ地は?あらすじやも紹介!ロケでは苦情も?まとめ
ドラマ「ライオンのおやつ」のロケ地やあらすじを紹介しました。
このドラマ、もう見ましたか?
原作もかなりの高評価なので、気になる人はぜひ読んでみてくださいね。
号泣した人が多数なので、最近泣いていない人にはおすすめですよ。
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