何日もニュース番組を賑わせたアミメニシキヘビ。
警察の捜索打ち切りが発表された翌日に発見されました。
このアミメニシキヘビを見つけたのは白輪剛史さん。
iZoo園長も務め、日本爬虫類両生類協会理事長でもある白輪剛史さんとはどのような人なのでしょうか?
調査をしてみたので、紹介します。
アミメニシキヘビ発見の白輪剛史とはどんな人?
なにこのかっこいい絵面 pic.twitter.com/mDituEHf3S
— いおり村長🎭 (@IoryHamon) May 22, 2021
今回の騒動を収めた一人である、白輪剛史さん。
静岡県にある爬虫類の体感型動物園の「iZoo」の園長を務めています。
さらには日本爬虫類両生類協会【JPRAS】の理事長という立場でもある白輪剛史さん。
1969年に静岡県静岡市に生まれた白輪剛史さんは、幼少の頃から爬虫類の魅力にとりつかれ、爬虫類の知識は独学で覚えたと言います。
子供の頃から爬虫類一筋で、犬や猫を飼ったことはないとも発言していました。
とにかく爬虫類が好きだった白輪剛史さん。
高校の頃にノギハラバシリスクの繁殖に日本初成功。
さらには高校生で初めてテレビ出演を果たしました。
約10年放送されていたTBSの「わくわく動物ランド」に爬虫類好き高校生として出演。
それだけではなく、その後に平凡社から発売されている動物事典である「「動物大百科」のCMにも出演しました。
当時芸能人でもない一般の高校生がCMに出演するのは異例なこと。
わくわく動物ランドでの出演のインパクトが大きかったからかもしれませんね。
高校を卒業した白輪剛史さんは、1995年に「有限会社レップジャパン」を設立、代表取締役に就任します。
この会社では海外より新種、珍種の爬虫類、動物を輸入する爬虫類輸入卸商としての役割を果たしました。
白輪剛史さんは数か国語を操ることができ、その語学力を仕事に活かしてきました。
テリー伊藤さんとも親交があり、2009年に執筆・出版された「動物の値段」はテリー伊藤さんの誘いで執筆したとのこと。
2012年には静岡県の伊豆アンディランドを買収、館長に就任。
同年8月に改修をスタートし、iZoo(体感型動物園イズー)を12月に開館、館長に就任しました。
アミメニシキヘビ発見の白輪剛史の逮捕歴は?
アミメニシキヘビ発見の白輪剛史さんには、実は逮捕歴があります。
・1991年にマツカサトカゲを密輸しようとして、オーストラリアで逮捕
・2005年8月17日にマレーガビアルの不正登録により逮捕
このように3件の逮捕歴があります。
マツサカトカゲとマレーガビアルは研究対象のため輸入しようとしたのかもしれません。
マレーガビアルはワシントン条約で取引が禁止されているワニのことを指します。
シロテナガザル、ベンガルヤマネコについては研究対象ではなく商売のために輸入を試みた可能性が高いですね。
アミメニシキヘビを白輪剛史さんが捕まえた経緯は?
アミメニシキヘビが逃げたのは5月6日。
飼い主が帰宅時、飼っていたヘビがに出だしたことに気づき警察に通報。
その翌日、捜索依頼があったため、白輪剛史さんが捜索のサポートに入り現地調査を行っています。
アミメニシキヘビ逸走事案について、捜索依頼があり、横浜へ出向き、飼育部屋、飼育ケージ、脱走経路を現場で確認してきました。
近隣は他人の敷地で許可なく立ち入ることができないため、捜索に限界を感じました。当面、むやみに草むらなどに近づかない等の注意喚起が必要です。#アミメニシキヘビ— 白輪剛史 (@shirawatsuyoshi) May 7, 2021
その後、捜索を続けるも発見にた至らず、置き餌作戦を試みます。
しかし、報道されていたようにこの作戦でも有効な結果を得ることができません。
横浜のアミメニシキヘビ逸走事案、警察、消防、区、動物愛護センターの皆さんが連日捜索していますが、未だ発見に至らず。
捜索をしても発見できないので、飼育者が普段与えていた冷凍ラットをアパート周辺のごく近い場所に「置き餌」して、ヘビを誘き寄せる作戦を試みました。 pic.twitter.com/OKT7yO9wnK
— 白輪剛史 (@shirawatsuyoshi) May 13, 2021
なかなか見つからないアミメニシキヘビは、寒さをしのぐために天井裏などに潜んでいる可能性がある、と指摘したのが5月16日。
しかし、翌日の17日には屋根裏を捜索したものの見つからず。
屋外を延べ数百名で捜索して見つからないことを考えると、寒さを凌いでアパートの天井裏、外壁内部に潜んでいる可能性は十分にある。
特に飼い主の部屋付近、階段踊り場天井の天板が剥がれており、ヘビの重みで天板が外れた可能性がある。外よりもまずはアパートの構造内部を捜索するべき。— 白輪剛史 (@shirawatsuyoshi) May 15, 2021
その後も白輪剛史さんは屋内にいるのでは、と疑い続けます。
そんな中、警察は捜索を続けますが見つからず、21日に捜索を打ち切ってしまいます。
私が建屋構造内の捜索にこだわる理由。
それは気温とアパート軒下のケイカル板が剥がれたこと。
これは7日には無かった現象で、12日には外れているのを確認しています。可能性としてヘビの重みが内部からかかり、外れたとも考えられます。#アミメニシキヘビ #横浜 pic.twitter.com/0FNBeJVonG— 白輪剛史 (@shirawatsuyoshi) May 17, 2021
22日、アパート全域の屋根裏の捜索を行ったところ、屋根の骨組みに巻き付いているところを発見に至りました。
さすが爬虫類の専門家、といってところですね!
横浜市戸塚区で逸走していたアミメニシキヘビを無事確保することができました。潜んでいる可能性がある場所が多く、捜索には時間と労力が必要な過酷な現場でした。気温を基に予測通り、ヘビを屋根裏から無事発見できました。関係者の皆様、ありがとうございました。#アミメニシキヘビ #捕獲 pic.twitter.com/DtlJDq9khY
— 白輪剛史 (@shirawatsuyoshi) May 22, 2021
まとめ
アミメニシキヘビを見つけた白輪剛史さんとはどのような人なのかを紹介しました。
まさに爬虫類の専門家、この騒動を収めたのは白輪剛史さんの尽力が大きかったからでしょうね!
白輪剛史さんが館長を行っているiZooでは、大きなゾウガメを飼育しており、体重30キロ以下のお子さんであれば乗ることも可能なのだそうです。
日本最大の爬虫類・両生類の動物園とのことなので、一度行ってみたいものです。
コロナ感染拡大が落ち着いたら、行ってみようかと思っていますよ!
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