映画「真夜中乙女戦争」がクランクアップされましたね！
主演がキングアンドプリンスの永瀬廉さん、ヒロインは池田エライザさんのこの映画の監督は、二宮健監督。
永瀬廉さんは2020年公開の「弱虫ペダル」で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、今最も注目の若手俳優です。
また、原作は「F」さんです。
Fさんがどんな人なのかということに興味は出ますが、監督の二宮健監督の代表作は知っていますか？
また、二宮健さんの評価はいったいどのようなものなのでしょうか？
今回は二宮健監督の代表作やその作品の口コミ、プロフィールを紹介していきます。
映画「真夜中乙女戦争」の二宮健監督の代表作は？
映画「真夜中乙女戦争」の監督を務める二宮健監督。
二宮監督の代表作はどのようなものがあるか、ご存じでしょうか？
ここからは二宮健監督の代表作を3つ紹介します。
とんかつDJアゲ太郎
一番皆さんが耳にしたことがある、二宮監督の映画と言えば「とんかつDJアゲ太郎」です。
とんかつDJアゲ太郎はその作品の内容というより、話題となったのは出演者の不祥事からです。
伊藤健太郎さんが道交法違反で逮捕、伊勢谷友介さんが大麻取締法違反で起訴、ブラザートムさんの不倫報道と不祥事が続きました。
コロナのために延期になったこの作品で、別の形で公開が危ぶまれていましたが、無事公開に至りました。
「とんかつDJアゲ太郎」の作品内容を簡単に説明しておきます。
主人公はとんかつ屋の跡取り息子である揚太郎。
この主人公がクラブカルチャーに衝撃を受け、とんかつ屋とDJに多くの共通点を見つけ出しながら、その両方を目指すという内容です。
漫画が原作で、この作品は先んじてアニメ化もされています。
しかし興行的にはかなり苦しいもので、最終興行収入は1.4億円となりました。
内容というよりは、不祥事に振り回されたという感は否めませんね・・・・。
とはいえ、以下のような口コミが上がっていました。
・純粋に面白かった！
・音楽が良かったのでサントラが出てれば借りたい
・余計なことをなにも考えたくない人にはおすすめ！
・クラブのシーンもとんかつ屋のシーンも見て飽きなかった
観てたら自然とノッてしまう。それがとても心地よかったです。
一方で、批判的なコメントもありました。
それがこちらになります。
・無難な王道音楽映画のプロットに落としこまれてしまった
・原作を読んだ人からしては、裏切られた気分になります。
・この映画は面白い、何も知らずに見れば。しかし原作ファンはダメ、ネタにもできません。
このような口コミがありました。
原作を読んで、それを期待している方は厳しい評価を下していました。
チワワちゃん
2019年に公開されたのが「チワワちゃん」。
この作品は「ヘルタースケルター」「リバースエッジ」などの漫画作品を世に送り出した岡崎京子さんが原作の漫画を実写化したものです。
映画には門脇麦さん、成田凌さん、玉城ティナさんなども出演しています。
作品内容ですが、ある若者グループのマスコット的存在で「チワワ」と呼ばれていた女性（門脇麦さん）がバラバラ遺体となって東京湾で発見されます。
チワワの元カレや親友など残された仲間たちは、チワワとの思いでを語りますが、そこで分かったのはチワワの本名もどのように生きてきたのか誰も知らずに、毎日を過ごしていたということ。
そんな中で、ファッション雑誌のライターのユーコからチワワの追悼取材の取材を受けたミキ。
ミキは仲間たちにあらためてチワワの思い出を聞きに行きますが、それぞれの記憶の中では全く違うチワワだった、といった内容です。
この映画の口コミはこのようなものがありました。
・若者の空洞が描かれているのですが、演出の小気味良いテンポが脚本とマッチしていました。
・音楽色合いも物語ひとつとってもとてつもなく『エモい』。
・青春を過ぎた大人たちの心にひたすら響く作品なのでは？
・18の私が今出会えてよかったと思いました。
批判的口コミはこちら。
・チワワちゃんに魅力がないのが本当に残念。この役だったら玉城ティナがチワワをやったほうが深さが出ると思う。
・若い感覚ってこうですって感じを前面に出している。でも、新しいことは何もない。
・ストーリー展開おもしろそうで全く面白くない。
どの層に響くのか、評価が分かれる作品ですね。
10代の層と、若さがそろそろなくなってきた・・・という40代以上でしょうか？
そもそも岡崎京子さんの漫画を実写化するのが難しい、という意見も多くありました。
しかし20代にして、岡崎京子さんの漫画を実写化するその才能は評価されても良いのでは。
THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティ
二宮監督のその他の作品では、2017年に公開された「「THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティ」が挙げられます。
この作品は、インディーズ映画であり、二宮監督が作成した映画である「眠れる美女の限界」をセルフリメイクした作品です。
主人公は女優桜井ユキ演じるオリアアキ。
小さなサーカス団でマジシャンの助手をしている主人公は、30歳を目前にして生きる目標を失っていました。
ステージ上でマジシャンの催眠術にかかる演技をしているうちに、彼女は妄想と現実を行き来するようになります。
そんな中で唯一の美しい思い出は恋人カイトとの時間でした。
カイトは現在ドラマやCMで引っ張りだこの髙橋一生が演じています。
こちらの口コミは以下のようなものがありました。
・映像、音楽、演技力など何かとクセになる、とても好きな作品。
・音と映像がパーンて入ってくる。映像でわからせる力が強くてとても良かった。
・桜井ユキがとても魅力的
・主演の桜井さんのオリア アキはこの映画にぴったりの女優
・うまく言葉にできないけれど、心に深く感じるものがありました
・ジェットコースターに乗っている気分、映像が綺麗で音楽がイイ
・画の見せ方のセンスは抜群
批判的な口コミとしてはこのようなものがありました。
・どこまでが妄想なのかもイマイチ。
・とにかくあれこれ詰め込みすぎ。
・才能があり、編集が特に際立って褒められているがそうでもない印象。
・幻想と妄想が入り乱れて、本当はどうなったのかよく分からない。
ストーリーがわかりずらい、という印象。
映像表現が魅力的に感じるか、難解と感じるかで評価が分かれそうな作品ですね。
高橋一生のエロな濡れ場ときれいなおしりを見ることができるようですよ！
髙橋一生ファンの人には必見の作品。
なお、「THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY」 と「とんかつDJアゲ太郎」はU-NEXTに加入すれば無料で視聴できます。
U-NEXTではダウンロード機能に対応しており、Wi-Fi環境でダウンロードしておけば、外出先で見ることが可能です。
また、VODサービスの中では作品数がダントツトップであり、無料視聴可能作品も一番多いのがU-NEXT。
初回31日は無料トライアル可能なので、気になった方はまずは無料で試してみては？
映画「真夜中乙女戦争」の二宮健監督のプロフィールは？
映画「真夜中乙女戦争」の二宮健監督のプロフィールを紹介します。
二宮監督は1991年12月17日に大阪で生まれました。
映画製作を始めたのは10代の時から。
大阪国際大和田高等学校在学時に映画研究部に所属し、2008年には「試験管ベイビー」で高校生映画コンクール映画甲子園にて監督賞を受賞しています。
その後大阪芸術大学に入学し、卒業制作として発表した「SLUM-POLIS」が国内外の映画祭で大きな話題を呼び、2015年に全国で劇場公開されました。
2017年には「THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティ」で商業映画デビューを果たします。
映画監督以外にも、BiSHやDEAN FUJIOKAのMVを手掛けたり、ドラマ「セシルのもくろみ」のスピンオフドラマである「セシルボーイズ」の監督としても知られています。
まとめ
新進気鋭の映画監督としてその名が知られている二宮健監督。
表現力が高い評価を受けていますが、「真夜中乙女戦争」では永瀬さんに「なによりもカッコいい映画にして、一緒に成長しよう」と伝えています。
二宮監督とキングアンドプリンスの永瀬さん、共に飛躍することができるのでしょうか？
真夜中乙女戦争の上映が待ち遠しいですね！
コメント