競合他社の営業秘密を不正に取得したとして警視庁は回転ずしチェーン「かっぱ寿司」の運営会社「カッパ・クリエイト」の田辺公己社長を不正競争防止法違反の疑いで逮捕する方針を固めたことが捜査関係者への取材で2022年9月29日にわかりました。
田辺公己氏ははま寿司から営業秘密などを不正に入手していた疑いがあります。また、田辺公己氏ははま寿司で取締役を務めていた経歴もあります。この田辺公己氏ですが、いったいどのような経歴の持ち主なのか気になりますね。
また、学歴もかなり優秀なのではないでしょうか。そこで、この田辺公己氏の学歴や経歴について調べてみたので紹介します。まずは元ネタニュースをチェックしていきましょう。
かっぱ寿司社長の田辺公己が逮捕?元ネタニュースをチェック!
【警視庁】「かっぱ寿司」運営会社長らを逮捕へhttps://t.co/xky27O4JBS
共謀して2020年、競合相手の「はま寿司」から営業秘密に当たる情報を不正に受け取った疑い。田辺社長は20年11月に顧問としてカッパ社に入るまで、はま寿司の親会社に勤務。14年から3年間、はま寿司の取締役を務めていた。 pic.twitter.com/YgfLjiPaPG
— ライブドアニュース (@livedoornews) September 29, 2022
回転ずし大手「はま寿司」の営業秘密を不正に取得したとして、警視庁は、同じく大手「かっぱ寿司」を運営するカッパ・クリエイト(本社・横浜市西区)の田辺公己社長ら複数人を不正競争防止法違反容疑で30日にも逮捕する方針を固めました。
捜査関係者によると田辺公己氏らは共謀して競合相手の「はま寿司」から営業秘密にあたる情報を不正に受け取っていた疑いがもたれています。田辺公己氏は以前、はま寿司の取締役を務めていた人物です。
カッパ・クリエイトに移る2020年11月前後に、はま寿司の売上データなどの営業秘密を不正に取得した疑いがもたれています。警視庁はカッパ・クリエイトが組織的にはま寿司のデータなどの営業秘密を不正にしたとみて捜査しており、どれだけの利益を不当に得たか精査しているとのこと。
このように田辺公己氏が前職の情報を不正に入手していた事件ですが、さながら小説のような筋書きですよね。この田辺公己氏ははま寿司の情報があるが故に、かっぱ寿司でも成功するものと思っていたのかもしれません。
この田辺公己という人物の経歴はどのようなものなのでしょうか?飲食関係に進んだものの、実は大学は工学部だったとのこと。そこで、田辺公己氏の学歴や経歴などを紹介したいと思います。
田辺公己(かっぱ寿司社長)の学歴は?経歴も調査した!
「かっぱ寿司」運営会社社長 逮捕へ 不正競争防止法違反の疑い #nhk_news https://t.co/s6eBV646PM
— NHKニュース (@nhk_news) September 29, 2022
かっぱ寿司社長の田辺公己氏ですが、2022年9月現在まだ46歳の若さで社長を務めています。そんな田辺公己氏ですが、どのような学歴や経歴を持っているのでしょうか?田辺公己氏の情報はあまり多くは公開されていません。
そのためどこの高校出身なのかは不明ですが、千葉県出身の田辺公己氏なので千葉の高校に通っていた可能性が高いと思われます。高校卒業後は東海大学開発工学部に進学、卒業しています。この大学の開発工学部の偏差値は43と、比較的容易に入学することができます。
また、この学部は既に廃止されています。静岡の沼津にキャンパスがあったのですが、志望者減少のために廃止となりました。大学卒業後、はま寿司を経営するゼンショーホールディングスに入社しています。社会人としての経歴はこちらです。
2009年:ゼンショー経営改革室ゼネラルマネジャー
2014年:はま寿司取締役
2017年:ジョリーパスタ代表取締役社長
2018年:ココスジャパン代表取締役社長
2020年:カッパ・クリエイト顧問/カッパ・クリエイト執行役員副社長
2021年:カッパ・クリエイト代表取締役社長
1998年に入社して、わずか10年ほどで経営改革室のゼネラルマネージャーとなり、さらにその5年後にははま寿司の取締役となりました。その後も複数の会社の代表取締役を歴任するという、かなり華々しいな経歴となっています。
「かっぱ寿司」社長逮捕へ - 不正競争防止法違反疑い、警視庁https://t.co/4NJ3bGN9tx
— 共同通信公式 (@kyodo_official) September 29, 2022
しかし、はま寿司の取締役を離れたのが2017年です。この時点から、回転寿司業界に戻ることを計画していたのかもしれませんね。もしかしたら、この情報をお土産として持参したためにいきなりカッパ・クリエイトの副社長という地位につけたという予想もできます。
かっぱ寿司にとっては当時はかなり良いお土産になったとは思いますが、それが裏目に出て、社長の逮捕劇が行われるとは夢にも思わなかったのではないでしょうか。不正競争防止法違反容疑が疑われている田辺公己氏ですが、なぜ工学部から飲食業界に飛び込んだのでしょうか?
こちらについても見ていきたいと思います。
田辺公己が工学部出身なのに飲食業界入社はなぜ?大学時代のアルバイト経験と予想!
「かっぱ寿司」社長逮捕へ はま寿司のデータ持ち出した疑いhttps://t.co/SrXuMdOtUz
田辺公己社長は「はま寿司」の親会社ゼンショーHDからカッパ・クリエイトに移籍して社長に就任。ゼンショー時代には、はま寿司の取締役も務めていました。
— 毎日新聞 (@mainichi) September 29, 2022
田辺公己さんは先ほど紹介したとおり、東海大学開発工学部出身です。工学部出身であれば、研究室などの推薦で学部を活かした就職先に就職するのが自然だと思います。それなのに、なぜ飲食業界に飛び込んだのでしょうか?
田辺公己さんのインタビューなどに理由が書かれていないかなどを探してみたのですが、根拠となる情報を見つけることができませんでした。工学部出身なのに推薦などを受けることができなかったのかもしれませんね。
このように言ってしまって間違っていたら田辺公己さんには申し訳なく思うのですが、実は学生時代の成績があまり良くなかった可能性もありえますね。就職してからは華々しい経歴を持つ田辺公己さんは、勉強は苦手だったのではないでしょうか。
【日経特報】かっぱ寿司社長、取り調べへ 転職前のデータ持ち出しかhttps://t.co/YObq9fQT0K
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) September 29, 2022
さらには、田辺公己さんは大学時代は飲食関係のアルバイトをしていたのかもしれません。もしもそのような経験があれば、飲食業界を目指す理由にもなることや、面接でも志望動機も話しやすいと思います。
そのような理由で飲食業界を志したのかもしれませんね。田辺公己さんの才能は勉強では活かされなかったかもしれませんが、社会人となって花開いたのだと思います。そのために、紹介したような華麗な経歴を並べることができたのでしょうね。
しかし、その経歴に汚点をつけることになってしまった今回の事件。かっぱ寿司はこの事件の影響を受けて、株価が下がる事態となりました。社長の地位を手放さざるを得ないとは思いますが、別の場所で再起してほしいものです。
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