神戸灘区のコンビニで警察官で発砲は正しかったか?威嚇射撃無しで刃物はカッターナイフだった!

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2022年9月22日未明、神戸市灘区篠原本町5のコンビニエンスストアから「レジ対応が遅れて酒に酔った男性客が怒りだし、もめている」と110番がありました。駆けつけた巡査部長が路上で刃物を持った男性に警告しましたが、男性は動きをとめずに警察官に向かっていったそうです。

 

そこで警察官は威嚇射撃をせずに3発発砲し、少なくとも1発は男性の腹部に命中したとのことです。この事件ですが、威嚇射撃をせずに発砲した警察官の行動は正しかったのでしょうか?また、ネットではどのように言われているのでしょうか?

 

これらについて調べてみたので、紹介します。まずは元ネタニュースをチェックしていきましょう。

神戸市灘区で警察官が威嚇射撃なしで発砲?元ネタニュースをチェック!

 

2022年9月22日未明、神戸市灘区の路上で刃物を振り回して向かってきた男に警察官が発砲し、重傷を負いました。22日午前1時45分頃、神戸市灘区篠原本町のコンビニエンスストアで「客が暴れてガラスを割られた」と店員から通報がありました。

 

兵庫県警によると、現場に駆け付けた警察官3人が40代の男を逮捕しようとした際、男はカッターナイフを振り回し、「刺すぞ」と抵抗してきたということです。このため43歳の巡査部長が男に、拳銃で3発発砲し、少なくとも1発が腹部に当たりました。

 

刃物を振り回した男は現在治療中とのこと。兵庫県警は「刃物を持って警察に向かってくる犯人を逮捕するために拳銃を使用したもので、詳細は確認中」とコメントしています。なお、警察官は「刃物を捨てろ。撃つぞ」と警告はしたものの、威嚇射撃はせずに発砲したとのことです。

 

日本の警察では犯人に発砲する場合には、威嚇射撃をするというイメージがありますが、今回は威嚇射撃をしなかったとのことなので、この行動は正しかったのでしょうか?今回の事件を検証したいと思います。

 

神戸市灘区のコンビニで警察官が発砲は正しかった?法令と照らし合わせてみた!

 

神戸市灘区のコンビニで暴れていた男性に対して、警察官が威嚇射撃を行わずに発砲したというこの事件。警察官の行動は正しかったのでしょうか?この男性は刃物を所持していたといいますが、持っていたのはカッターナイフ。

 

そして警察官は3人いたそうです。この状況を想像すると、警察官の方が圧倒的有利な場面を思わせてしまいます。3人が前後から捕獲に行動を移せば、発砲しなくても逮捕できたのでは?とも思うのではないでしょうか。

 

しかし、日本の警察が威嚇射撃をしなければならない、というのは全般的に当てはまるものではありません。この警察官は打つ前に「刃物を捨てろ。撃つぞ」と警告をしています。拳銃を撃とうとするときは、相手に警告をすることが法令で決められています。

 

 

これも絶対というわけではないのですが、まず前段としてこの行動をとった警察官の行動は正しかったものと思われます。また、その後威嚇射撃を行わなかった点ですが、法令ではこのように規定されています。

 

事態が急迫であつて威嚇射撃をするいとまのないとき、威嚇射撃をしても相手が行為を中止しないと認めるとき又は周囲の状況に照らし人に危害を及ぼし、若しくは損害を与えるおそれがあると認めるときは、次条の規定による射撃に先立つて威嚇射撃をすることを要しない。

引用:法令検索

 

刃物を持った男性は酒に酔った状態だったとのことなので、威嚇射撃をしても相手が行為を中止しない、と判断されたのかもしれませんね。さらには、警告はしたものの男性が向かってきたとのことなので、威嚇射撃をする暇がなかったのだと思います。

 

たとえカッターナイフだとしても、当たり所が悪ければ大きな怪我を招く原因になりかねません。このことからも、発砲せざるを得ないと判断したのでしょうね。ネットではどのように言われているのかも見ていきましょう。

 

神戸市灘区のコンビニで警察官が発砲でネットの反応は?概ね警官を支持!

 

神戸市灘区のコンビニで、威嚇射撃をなしに発砲した事件ですが、ネットではどのように言われているのでしょうか?ネットの反応についても紹介していきたいと思いますが、概ね警官を支持する声が多くあがっていました。

 

 

このように、警察を支持するとの声がありました。先ほど紹介したとおり、警告を先にしていたのに襲い掛かってきたのだから、正しい行動だと判断されているようですね。さらには、適切な行動であり満点に近い対応だったのでは?という声も。

 

 

確かに狙って当てるというだけでも難しいと思います。しかも周りに流れ弾で被害を出していないという点も評価されていました。このように、ネットでは一定の評価を受けている警察官ですが、この行動を支持しない声も見つかったので紹介します。

 

 

3人体制で発砲は冷静さに欠けるのでは?という声も見られました。ニュースの文面だけ見ると、確かに圧倒的に警察官が有利だったのでは?とも思いましたが、やはり現場にいないとわからない空気はあると思います。

 

カッターナイフとはいえ、やはり刃物を持って襲われるというのは通常経験しえないことだと思います。そのために身を護る行動をとった警察官が多く支持されているようです。さらには、このような意見もありました。

 

 

確かに拳銃の球数を考えると、威嚇射撃で使用するのはある意味リスクですよね。威嚇射撃をすべき、というのはずいぶん前に制定された法令だとは思うのですが、そろそろ警察官に対する法令も見直すべき時が来ているのかもしれませんね。

 

最近は一般市民が突然暴力行為を起こす、という事件も散見されています。このように、日本刀で同僚を切りつけるというニュースも報じられています。

 

 

このような犯罪に対して、まずは威嚇射撃というのが頭にあると、素早く判断ができない可能性もありえますよね。今回の事件に関しては詳細を確認するとのことですが、今後の対策に活かしてほしいものですね。

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