栃木県真岡市の道路に設置されていたガードレールを盗んだとして、63歳の男が逮捕されました。この容疑者はガードレール18点を盗んだ疑いがあります。そして千葉県でも同様の被害が頻発されており、防犯カメラの捜査でこの男性の関与が浮上したとのこと。
ガードレールを外して買取業者に持ち込んだとのことですが、買取業者はこれを不審には思わなかったのでしょうか?身元の確認などしていたのかは不明ですが、普通なら気づくのではないでしょうか。買取業者がなぜ買取に応じたのかを調べてみました。
また、この容疑者はなぜガードレールを狙ったのでしょうか?ガードレール18点とはけっこうな量ですよね。1人でやったとしたらかなりの重労働だったのでは。そこで、ガードレールも簡単に取り外せるのかも調査したので紹介します。まずは元ネタのニュースを見ていきましょう。
栃木県真岡市ガードレールを盗難で逮捕?元ネタニュースをチェック!
【ガードレール盗んだ疑い】
ガードレールを盗んだとして、印西署は、柏市に住む自称古物商の男(63)を窃盗の疑いで逮捕しました。千葉県内では印西市内を中心にガードレールの盗難が数十件確認されており、同署は関連を調べます。(※リンク先では実名・会員向け記事)https://t.co/HKdQKyKpHW— 千葉日報 (@chibanippo) March 12, 2022
栃木県真岡市内の道路に設置されていたガードレールを盗んだとして、63歳の男性が逮捕されました。2022年3月8日午後11時頃に真岡市内の道路に設置されていたガードレールを18点盗んだ疑いがもたれているとのこと。
ガードレール18点でおそよ40万円にもなるそうですが、ワンボックスカーで運び出したガードレールは金属買取業者に売却し現金化していたそうです。しかし、ガードレールを撤去して金属業者に持ち込んだら、買取業者も盗難に気づくはずではないでしょうか?
盗難を黙認して買取を行ったのかが気になりますね。また、千葉県内でガードレールが盗まれる事件が相次いで起こっており、防犯カメラの捜査で容疑者の関与が判明したとのこと。取り調べでは「生活費に充てていた」と話しているそうです。
栃木県真岡市以外でも、千葉県でガードレールの盗難が行われていたそうです。この容疑者が一連の犯行を行ったのではないでしょうか。警察も同じように見ているようで、他の盗難事件についても調べているそうです。
しかし、ガードレールを盗むという発想はなかなか出てきませんよね。盗難品であれば買取もしてもらえないと考えるのが普通。それでも犯行に及んだ容疑者。この事件で気になるのはこのあたりではないでしょうか。
これらが気になったので、調査してみました。
栃木県真岡市ガードレール盗難は買取業者気づかない?犯人が狙った理由も調査!
【ガードレール盗難】
千葉県は8日、印西市若萩と同市原山の国道464号に設置されたガードレールの袖部分1枚と鉄製の防護柵の一部が盗まれたと発表しました。(オンライン会員向け記事)https://t.co/I3fP1HmJgd— 千葉日報 (@chibanippo) March 9, 2022
栃木県真岡市で行われたガードレール盗難事件。容疑者はガードレールを盗難した後に、買取業者に持ち込んで現金化していたとのこと。しかし、どうみても業者に見えない人物が買取に持ち込んだら盗難を疑われるはずですよね。買取業者は気づかなかったのでしょうか?
これにはいくつかのケースが考えられます。まず1つは、盗難だとしても黙認してしまったケースです。コロナ禍の影響もあるのか、ガードレールの原材料となる鉄の値段は高騰しています。買取業者としてもガードレールを入手できれば、それをさらに別のところに持っていき大きな利益になることが考えられます。このような点から黙認してしまった可能性がありえますよね。
それ以外にも、元々この容疑者と買取業者が共謀して行っていた、というパターンもあり得ます。ガードレールを持ち込めば買取を行う、と事前に約束をしていたこともあり得ます。もしかしたら、買取業者からこの話を持ち掛けたという予想もつきます。
ガードレールや「袖ビーム」盗難相次ぐ 千葉や茨城、14市町380枚 https://t.co/tQA3r7TuFI
— 毎日新聞ニュース (@mainichijpnews) March 9, 2022
さらには、この容疑者が業者のふりをして持ち込んだというパターンもあるのでは。買取については身元確認はするのかもしれませんが、業者かどうかまでは確認するのかは不明です。また、報道では自称古物商と報じられているニュースも見られました。事実古物商だとしたら、その身分を利用して売却していたのかもしれませんね。
なお、この容疑者がガードレールを狙った理由ですが、鉄の価格の高騰により目を付けたものと考えられます。現在コロナ禍の影響でリサイクル可能な鉄の価格が高騰しています。鉄の値段はここ2年で3倍近くまで上がっているとも言われています。
そのようなことを知っていたために、ガードレールを狙ったのではないでしょうか。しかし、ガードレールは簡単に外せるのでしょうか。今回逮捕されたのは男性1人だけなので、一人で行ったものと思われます。ガードレールが簡単に外せるのかについても見ていきましょう。
ガードレールは簡単に外せるのか?犯行にかかった時間も調査した!
広いエリアで「袖ビーム」狙われる https://t.co/GsLIengjbX
— 楽天Infoseekニュース (@Infoseeknews) March 9, 2022
ガードレールがたった1人で撤去できるのかも気になるところですよね。そこでガードレールが簡単に外せるのか調べてみたのですが、意外にも簡単に外せることがわかりました。ガードレールを支えている支柱がボルトで留められています。
これを外すことにより、意外にも簡単に撤去することが可能です。なお、ニュースでは「袖ビーム」という単語も使われていましたが、袖ビームとはガードレールの端にある湾曲している部分のことを指します。この部分も盗難が相次いでいたことで問題視されていました。
本来であればガードレールの撤去はそこを管理している役所に届け出を出す必要があります。ガードレール自体は地方自治体が管理しているため。撤去の許可が承認されればそこで初めてガードレールの撤去を行うことが出来ます。
【ガードレール40万円分盗んだ63歳男を逮捕】自称古物商の男「売って生活費に充てた」https://t.co/iSgFBKU5DE
— 東洋経済オンライン (@Toyokeizai) March 13, 2022
もちろんこの容疑者はそのような手続きは行っていませんよね。なお、ガードレールの撤去はそれほど長時間を要するものではありません。長くても2~3時間程度で終わるようです。もしもこの容疑者が熟練しているのであれば、一か所1時間もかからずに作業を終えていたのかもしれません。
また、そのような作業を行っている時に通りかかった車や通行人に見咎められないか?という点も気になりますが、作業着などを着て作業を行っていれば業者が作業しているんだな、と思い特に不審に思わない可能性が高いでしょうね。
車で横を通り過ぎるだけであれば、なにかやってるなと思うだけで犯行に及んでいるとは思いもつかないかもしれませんよね。しかし、防犯カメラの捜査でお縄となった容疑者。これで栃木県・千葉県で行われていた犯行は止むと思いますが、便乗犯が出てこないか心配なところではあります。
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