東京オリンピック・選手村で酒持ち込みなぜOK?本当の理由を説明!

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東京オリンピック・パラリンピックの選手村では酒の持ち込みが可能。
このように報道されました。

現在東京では緊急事態宣言下にあり、お酒を提供する飲食店の休業要請がされています。
そんな中で、なぜ東京オリンピック・パラリンピックの選手村では酒の持ち込みがOKと判断されたのでしょうか?

今回はこの理由について、説明していきます。
 

東京オリンピックの選手村で酒持ち込みはなぜOK?

東京オリンピック・パラリンピックの選手村において、酒の持ち込みをOKとする旨が報道され炎上しています。
緊急事態宣言が発令中のため、酒類を提供する飲食店は休業せざるを得ない状況です。

しかし、飲食店の中にはこの報道を見て「6月からは酒の提供を決めた」という店も出てきています。
なぜこのような緊急事態宣言発令中なのに、東京オリンピックでの選手村では酒の持ち込みがOKと判断がされたのでしょう?

東京オリンピックの組織委担当者の説明では「節度を持って行動してくれるはず」との見解を示しています。
この発言の真意はどこにあるのでしょう?

節度であれば、現在の東京の繁華街では不可能なのでしょうか?
選手村で可能な理由はなんなのでしょうか?

実際のところ、この説明は本当の理由ではないと思います。
この理由に裏にある背景を見ていきます。

現在世界では日本より先行して、ワクチン接種がかなり進んでいます。
例えば、アメリカで行われている野球のメジャーリーグ。

ほとんどの選手がワクチン接種を済ませており、ベンチ内ではマスク不要になっているチームが多くあります。
遠征先でも食事を外でとることも可能となっています。

アメリカは世界を見てもかなり進んでいる国ではありますが、先進諸国ではこれに続きヨーロッパを中心にワクチン接種が進んできています。
重症化しやすい高齢者をはじめ、オリンピック出場予定選手も既に多くの人がワクチン接種を済ませています。

日本はワクチン接種が遅れているので酒の提供の自粛要請が行われたり、大規模イベントについては観客人数を減らしての開催が求められています。
このような状況を既にワクチン接種を終えている先進諸国には同様の対応を求めるのは難しい状況になっています。

そのため、表向きには「節度を持って行動してくれるはず」と言っていますが、内心「お酒を飲めないだなんて世界各国に言うなんてできない!」といったところが本音では。

15,000人規模となる予定の東京オリンピックの選手村。
お酒の持ち込みが可能となれば、大勢が集まっての宴会が開催されることは目に見えています。

日本国民には我慢を強いているのに選手村ではお酒の持ち込みOK、ある意味大規模な宴会OKとせざるを得ないのはこのような背景があります。

東京オリンピックでコンドームが配布される矛盾

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東京オリンピックでは大会主催サイドから15万個のコンドームが選手に配布される予定です。
東京オリンピックはセックスはもちろん、ハグやハイタッチについても禁止されています。

それなのにコンドームが配布される理由としては、「自国に持ち帰って使ってほしい」という説明がありました。
これも建前上の説明にしか聞こえませんね。

コンドームは東京オリンピックだけで配布されるものではありません。
遡ってみてみると、初めに配布されたのは1998年のソウル五輪。

これ以降、慣習として配布されています。
オデジャネイロ五輪では選手村で45万個が配布されたとのことで、最高数の配布である、と当時報じられていました。

TIME誌によれば、このコンドームが使われたかどうかは不明ですが70~75%のアスリートたちが性行為をしている、という選手の発言を掲載して話題に。
お酒の持ち込み同様、この東京オリンピックで配布をしないという判断をするには多くの反発を呼ぶ可能性が高い、とみているのではないでしょうか。

国内のコンドームシェア1位のオカモトは東京オリンピックの需要を見込んで、浮世絵などをプリントしたコンドームを発売しています。
実際に選手村で使用されているかは不明ではあるものの、配布を開始するとあっという間になくなるそうです。

お土産として持って帰る人もいるのでしょうが、実際のところは闇の中。
とはいえ、必要ならば自分たちで用意すべきでは?と思ってしまいますよね。

今回の新型コロナウイルスを理由として、これまでの慣習を別の方向にもっていくことはできないものなのでしょうか。

東京オリンピック選手村で酒持ち込みOKとしたのを見ての世間の反応は?

東京オリンピック・パラリンピックの選手村でお酒の持ち込みOKと報道されたネットの反応を紹介します。

やはり反対意見がほとんどでした。
東京オリンピックでの変異種が発生を心配する声も。

ここで既存のワクチンが効かない変異種が発生したら、一気にコロナ感染が拡大しそうなだけにかなり怖いですよね。

東京オリンピックは中止!という意見も当然ながらありました。
しかし、東京オリンピック中止の判断は下されないと思います。

理由はこちら。

まとめ

現在東京では緊急事態宣言下にあり、お酒を提供する飲食店の休業要請がされています。
それなのになぜ東京オリンピック・パラリンピックの選手村では酒の持ち込みがOKと判断されたのか?という点について紹介しました。

東京オリンピック・パラリンピックは開催中止はもうできないとは思うものの、内容についてはまだまだ協議の余地はあると思います。
しかし、国対国の政治抗争になるのであれば、日本は押し切られそうですね・・・。

東京オリンピック・パラリンピックが成功で終わることを期待しています。

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