田辺公己がかっぱ寿司社長になれたのははま寿司データのおかげ?手土産は最重要機密だった!

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回転ずし大手「かっぱ寿司」を運営するカッパ・クリエイト(本社・横浜市西区)の田辺公己社長が、競合する大手「はま寿司」の営業秘密を不正に取得した不正競争防止法違反の疑いがあるとして、警視庁は2022年9月29日までに田辺社長ら3人の逮捕状を取りました。

 

田辺公己氏ははま寿司の取締役を務めていた人物です。はま寿司を運営するゼンショーで勤務していましたが、カッパ・クリエイトに転職していますが、かっぱ寿司の社長に就任できたのは、実はこの営業秘密データのおかげではないでしょうか。

 

この事実を時系列で検証したいと思います。まずは元ネタニュースをチェックしていきましょう。

田辺公己かっぱ寿司社長が機密データを不正入手?元ネタニュースをチェック!

 

競合他社の仕入れ価格などのデータを不正に持ち出した疑いで、警視庁が回転寿司大手「かっぱ寿司」の社長の逮捕状を取ったことがわかりました。 逮捕状の名目は不正競争防止法違反の疑いで、逮捕状が出たのは「かっぱ寿司」を運営するカッパ・クリエイトの田辺公己社長と元部下の3人。

 

元部下は田辺公己氏がはま寿司で取締役を務めていた時の部下に当たる人物です。3人は、田辺公己社長がカッパ・クリエイトに転職した2020年11月前後に、「はま寿司」の仕入れ価格のデータなど営業秘密を不正に持ち出した疑いがもたれています。

 

「かっぱ寿司」の年間の売上高は672億円と、回転寿司業界では4位のポジションにいて3位の「はま寿司」の1300億円のおよそ半分でした。また、田辺公己氏ははま寿司を運営するゼンショー・ホールディングスからカッパ・クリエイトに転職しています。

 

カッパ・クリエイト顧問/カッパ・クリエイト執行役員副社長に就任した田辺公己氏は、その翌年にカッパ・クリエイトの代表取締役社長となっています。これは実は、はま寿司の機密データを持ち込んだ見返りなのではないでしょうか?

 

これがどのようなことなのかを紹介したいと思います。

 

田辺公己がかっぱ寿司社長ははま寿司データのおかげ?時系列で検証!

 

田辺公己氏はかっぱ寿司を運営するカッパ・クリエイトの代表取締役に就任したのは2021年のこと。元々ははま寿司を運営するゼンショー・ホールディングスで勤務していましたが、2020年にカッパ・クリエイトに転職しています。

 

そして、はま寿司の営業秘密データをカッパ・クリエイトに持ち込んだ時期は2020年11月と言われています。この流れを簡単にまとめると、次のようになります。

 

・~2020年10月までゼンショー・ホールディングスに在籍
・2020年11月:カッパ・クリエイト入社
2020年11月前後:はま寿司の営業秘密を持ち込む
・2021年2月:カッパ・クリエイト代表取締役就任

 

カッパ・クリエイトに入社した時期と営業秘密のデータを不正に持ち出したのはどちらが先かは不明です。しかし、カッパ・クリエイトに入社が決まっているからこそ、この営業秘密のデータを盗んだのかもしれません。

 

 

また、持ち込んだその翌年に代表取締役社長に就任したことから、営業秘密データを手土産として持参したことに対する見返りでは?とも思えなくもないですよね。社長の交代については、ニュースではこのように報じられていました。

 

カッパ・クリエイトは12月21日、代表取締役の異動を発表した。2021年2月25日付で、田邊公己執行役員副社長が、代表取締役社長に就任する。新たな経営体制の下、さらなる経営基盤の強化と企業価値の向上を図るため、小澤俊治社長は退任する。

引用:流通ニュース

 

経営基盤の強化と企業価値の向上を図るため、ということを理由にしていました。どちらが本当なのかはわかりません。今後警察が捜査していく上で、これらの事実関係もはっきりしてくるかもしれませんね。

 

また、この営業秘密のデータとは田辺公己氏を社長にするほどに影響のあるものなのでしょうか?こちらについても調べたので、紹介していきます。

 

田辺公己の手土産の営業秘密の影響は?企業が絶対知られたくない情報だった!

 

田辺公己氏がカッパ・クリエイトに持ち込んだ営業秘密データとはいったいどのようなものなのでしょうか?このデータには仕入れ価格に関するデータが含まれていたとのことです。実はこのデータは、飲食業界はもちろんのこと、他の業界でも誰もが欲しがるデータのようです。

 

このデータを入手しライバル企業の仕入れ価格を知ることができると、仕入れ先との値下げ交渉に有利に進められるようになり、価格競争では一歩先を行くことができます。また、仕入れ価格がわかればどのくらいの品質のものを仕入れているのかもわかるかもしれませんね。

 

これよりもさらによい品質のものを仕入れれば、味でもライバル企業の上を行くことになります。さらに、このデータには売上データも含まれていたとのことです。売上データがわかれば、どこの店舗の業績が良いかも判断する材料となります。

 

 

そのためこの地域では来客が多いという情報を知ることができれば、その地域に出店しようと判断することもできます。ただし、回転ずし業界でははま寿司が3位でかっぱ寿司が4位。その売り上げの差は倍の違いがあったとのこと。

 

このデータがどこまで活かせていたのかは不明ですが、警察はこのデータでどれだけ不当な利益を得ていたかも捜査することを明らかにしています。回転ずしチェーンでは大手のかっぱ寿司ですが、この事件の影響で業績に響くかもしれませんね。

 

なお、田辺公己氏の学歴や経歴についても調べてみました。こちらの記事で紹介しているので、ぜひ併せて読んでみてくださいね。

 

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