井岡一翔ドーピング陽性だった場合の処分は?過去事例から調査した!

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ボクシング選手である井岡一翔がタイトルマッチでドーピング疑惑が浮上、ネットをざわつかせています。
ドーピング検査で陽性が認められた場合、処分はどのようなものになるのでしょうか?

過去のドーピング検査実績から、井岡一翔の処分がどのくらいになるのか調査してみました。
とはいえ、まだドーピング検査は疑惑の域を出ないというレベル。

即処分が決定しているということではないようですね。
そのため、あくまでドーピングが陽性と決定した場合の処分はどのくらいなのか?という点を紹介します。
 

井岡一翔がドーピング陽性と疑われている経緯

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井岡一翔選手がドーピング陽性と決定した場合の処分はどのくらいになるのか?を調査する前に、事実関係を整理します。

事が起こったのは2020年12月31日のWBO世界スーパーフライ級の防衛線です。
田中恒成選手との熱戦は井岡選手の8R・TKO勝ちで王座防衛に成功しています。

しかし、この試合の後である2021年1月7日に検査が行われ、大麻が検出されました。
さらに詳しい分析を行ったところ、「覚せい剤または合成麻薬の接種が疑われる物質が検出」と報じられています。

そのうえ、二度目の検査では世界ドーピング機構(WADA)が使用禁止をしている3つの成分が検出された、とのこと。

これでドーピング陽性が決定したわけではありません。
ドーピング検査では尿検体を2つの容器に分けて保管します。

一つ目の検体が陽性だとしても、選手サイドで再検査を要求すればもう一つの検体で分析を行うことができるのがルールとなっています。

しかし、一つ目の検体が陽性反応が出た段階で、もう一つの検体を警察が押収してしまいました。
通常であれば、検体で違法薬物が出たことが判明した段階でJBC(日本ボクシングコミッション)内で審議を行い結果を出します。

その結果を選手に伝え、もう一つの検体が陽性となれば処分を決定します。
今回はそのようなプロセスがないまま、警察に検体が押収されてしまいました。

そして、警察からはJBCに「捜査を打ち切ることになった」と伝えられています。

結果としては、警察の捜査では薬物が検出されなかったか、陽性だとしても証明できない材料しか出なかったか、本人のものであることを証明できなかったというどれかが考えられます。

また、井岡選手はこのようにコメントしています。

「大麻に関しては、セルフケアに使用していたCBDオイルの成分が検出されたのかもしれないと考えていますが、覚醒剤はまったく身に覚えがなく、試合後に検体がすり替えられた可能性があるとすら考えています。

B検体を再検査すれば、必ず潔白を証明できるはずだと考えていますが、もしすでに尿検体が残っていないとすれば、井岡にはその機会がありません。一連のJBCの対応は、適正手続きを大きく逸脱しており、JBCに対しては疑念しかありません」

引用:Yahoo!ニュース

井岡一翔がドーピング陽性だった時の処分は?

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井岡一翔選手がドーピング陽性だと判断された場合、どのような処分が下されるのでしょうか?
今回のドーピング検査では、大きく分けると二つの成分が検出されています。

1つはマリファナの成分。
もう一つはWADAが禁止している成分。

マリファナに関しては警察が捜査を行い、現在では捜査を打ち切ったことをJBCに伝えています。
このことからマリファナについての疑惑は晴れたものだと判断します。

残るはWADAが禁止している3つの成分の検出です。
こちらについてはまだJBC内でも審議を行っている最中。

もしもこのドーピング陽性が認められた場合、どのような処分が下されるのかを過去事例で調査をしてみました。

まず、2017年12月にラスベガスで行われた世界戦で尾川堅一選手が勝利したものの、試合後にネバダ州のアスレチック・コミッションによるドーピング検査で陽性となりました。

この結果から、同選手はアスレチックコミッションより6か月の出場停止処分を受けました。
さらにJBCはプロボクサーライセンスの1年間停止という処分を下しています。

井岡選手のドーピング陽性だった場合には、現在のタイトルは剥奪され、プロボクサーライセンスの停止が考えられます。

海外例だと、メキシコの女子世界王者ヒメネス選手がドーピング検査陽性反応が出た際の事例があります。
王座決定戦で勝利していたものの、その前の試合で陽性反応が出たため王座決定戦の勝利は無効、王座の資格停止処分が科せられました。

また、2019年にはワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)スーパーライト級大会でライアン・マーティン選手が1回戦で優勝したテイラー選手と戦い、その後ドーピング違反でなんと4年間の出場停止処分が下されています。

今回のドーピング陽性で数年単位の出場停止処分とはならないとは思います。
しかし、数か月から1年程度の出場停止処分は十分にあり得るでしょう。

それに加えて、王座防衛線の無効、タイトルの剥奪などが考えられます。

まとめ

ボクシング選手である井岡一翔がタイトルマッチでドーピング疑惑が浮上、ドーピング検査で陽性が認められた場合、処分はどのようなものになるのか?という点を紹介しました。

井岡一翔選手は入れ墨問題でも物議を醸していました。
JBCには目をつけられている、という噂もあります。

井岡一翔選手の判定は如何に。

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