フットバッグは足でキャッチして、それを上げて技を繰り出して再度キャッチします。
そのために使用するシューズが重要となります。
実はシューズを変えるだけで、今までストールできなかった人がいきなりできることが多くあります。
どのようなシューズがフットバッグにおすすめなのか、またシューズの改造方法を紹介します。
フットバッグのおすすめシューズ3選
フットバッグはどのシューズでもできる、というわけではありません。
うまくなりたいのであれば、シューズ選びが重要なポイントです。
ここではフットバッグにおすすめのシューズを紹介します。
ロッドレイバー
引用元:ジャグリングショップナランハ
フットバッグのシューズといえば、ロッドレイバーが挙げられます。
古参のシュレッダー(フットバッグのプレイヤー)であれば必ず言葉にするのが、このロッドレイバーになります。
ロッドレイバーは日本人のシュレッダーだけではなく、世界中のシュレッダーが使用しているシューズです。
IFPA(国際フットバッグ競技者協会)・WFA(世界フットバッグ協会)推奨のシューズでもあります。
このシューズが優れているのは、ストールするトーとインサイドが広いことです。
今まで別のスニーカーでやっていた人も、これを履けば簡単にストールすることも可能です。
ロッドレイバーはアディダス社から販売されているシューズで、ロングセラー商品でしたが現在では販売数がかなり少なくなっています。
現在はインドネシア製と中国製の2種類販売されていますが、インドネシア製は中国製と比較すると少し重めです。
中国製を使用する方が望ましいですが、国内ではなかなか入手することができません。
海外の通販サイトなどでは購入可能です。
インドネシア製であれば、ジャグリングショップナランハから購入することができます。
nev-553
引用元:Amazon
ロッドレイバーがなかなか手に入らない、という人はnev-553もフットバッグで使用できます。
ロッドレイバーと比べると、比較的安価で購入することができます。
しかし、インサイドは広いもののトーサイドはロッドレイバーの方が安定しています。
上級者であればこの差が大きく影響しますが、まずフットバッグをやってみたい、という方であればこのシューズでも問題なく使用可能です。
このnevシリーズはモデルチェンジが早いため、すぐに終売になることもあり得ます。
その場合、nev-5xxといった後ろの名前が5から始まるもので、トーとインサイドが広く、装飾がストールの邪魔をしないものを選びましょう。
Archive Lite 365
引用元:楽天市場
プーマのアーカイブライト365もフットバッグに使用可能なシューズです。
ロッドレイバーより軽量な点がメリットです。
また、ソールのグリップ力が高いため、多少滑りやすい路面でも使用することができます。
「アーカイブライト ロー」を使用しているシュレッダーが一時期増えていましたが、今はソールドアウトになっているため、現在ではこちらのシューズがおすすめです。
ロッドレイバーと比べて、こちらも少しトーが狭いのがデメリットではありますが、十分にフットバッグに耐えうるシューズです。
フットバッグ用シューズの選び方
スニーカーはメーカーの定番商品でないと、モデルチェンジが頻繁に行われるため、今回紹介したスニーカーもいつ廃盤になるかわかりません。
そのため、フットバッグ用シューズの選び方を紹介します。
形状
フットバッグで使用する部分の多くは、トーとインサイドになります。
そのため、トーとインサイドの部分が広いシューズが合格条件になります。
そのうえトーとインサイドの部分に飾りがあると、ストールを行う上で邪魔になってしまうため、そのようなものがないものを選びましょう。
そして、足首を曲げることが多い競技なので、ローカットが絶対です。
素材
フットバッグ用シューズであれば、合皮は避けましょう。
表面が滑りやすいため、ストールに向きません。
ロッドレイバーのようなメッシュ生地が通気性も高く、フットバッグには向いています。
慣れている人であれば、合皮の表面を剥いで使用することもありますが、シューズを壊す恐れもあります。
最初からメッシュ素材のシューズを選びましょう。
ソール素材はある程度のクッションがあったほうが、足への負担が減ります。
フットバッグ用シューズの改造
フットバッグ用シューズは、改造して使用するのが当たり前になっています。
靴紐の結び方の変更から、トー部分を広くするために切り込みを入れたり、裏地を剥いだり、といったことを古くからシュレッダーは行ってきました。
その種類についても、解説しておきます。
紐の結び方
引用元:日本フットバッグ協会ブログ
日本フットバッグ協会が紹介する、靴紐の結び方を紹介します。
②:同じ側の2番目の穴に、外から内に紐を通します。
③:同じ側の1番目の穴に、内から外に紐を通します。
④:同じ側の4番目の穴に、外から内に紐を通します。
⑤:残りは普通に交差させて結びます。
この結び方をすることにより、トーに乗る面積を広く保つことができます。
シューズを傷つけずにできる改造で、フットバッグをやっているプレイヤーであれば必須の改造となります。
まずはシューズをこの結び方に変えるだけで、トーが格段に乗りやすくなります。
トーのカット
トーのカットも手軽で失敗が少ない改造です。
こちらの動画の、30秒あたりを参考にしてください。
トーとアウトサイドをつなげている部分と、トーとインサイドをつなげている部分に切り込みを入れます。
すると、トーの部分が広くなり、トーストールを行いやすくなります。
シューズを傷つけるのには多少抵抗があるかもしれませんが、多くのシュレッダーが行っている手法です。
自分も何度も行っています。
この紐の改造と、トーの部分の切り込みは必ずと言っていいほどやる価値はあります。
裏地を剥ぎ取る
こちらの改造方法は、上級者向けです。
シューズの裏地を剥ぎ取り、ストールをしやすくします。
しかし、これはシューズに穴を空けかねない改造になっています。
中級者程度まで上達し、さらに上を目指すのであればこの改造を行うことも良いでしょう。
フットバッグの上達はシューズが重要
フットバッグは足を使って行うスポーツです。
そのため、シューズが非常に重要となります。
適切なシューズ選びと改造が上達の鍵。
フットバッグに合ったシューズを選択し、恐れずに改造を行いましょう。
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