千早川に約900キロのボディソープの原液が流れ出たことがわかりました。原因は配送業者が誤ってボディソープの原液が入った容器を落としてしまい、それが側溝に入り千早川に流れ込んだ、ということのようです。
しかし、これだけの量のボディソープの原液が千早川に流れ出たとのことなので、魚などの生態系へ影響がないのかがきになるところです。しかも千早川と言えば有名なマス釣り場が営業している場所でもあります。
これらに対してどのような影響があるのかを調べてみました。まずは元ネタニュースをチェックしていきましょう。
千早川にボディソープの原液900キロが流れる?元ネタニュースをチェック!
【14日通報】ボディーソープ約900キロ、トラック荷台から落下し川に流入 大阪https://t.co/FzTOCd3sqG
夜間の雨で多くは流れたが、15日朝も一部が残ったままだった。魚などへの影響は確認されていない。近くの男性は「背丈を超える高さまで泡が盛り上がっていて驚いた」と心配していた。 pic.twitter.com/EF3onVFqqy
— ライブドアニュース (@livedoornews) June 16, 2022
近畿地方に流れている千早川に、ボディソープの原液約900キロが流れ出たことが報じられました。これは運送業者の積み荷にあったボディソープの原液を入れた容器がトラックの荷台から落ちて破損し、その原液が側溝に流れたために、千早川にも流れ出たとのことです。
これが発覚したのは2022年6月14日の18時半頃で、川に大量の泡が浮いているのを付近の住民が発見し、町に通報したためです。なお、近くの運送業者が誤って容器を落としたとのことですが、どこの運送業者なのかは報道はされていません。
14日夜に雨が降ったために多くは流れたものの、15日朝には一部泡が残った状態とのことです。しかも、川の水面から背丈を超える高さまで泡が盛り上がっていた、とのこと。ボディソープ900キロとは相当な量になるので、生態系への影響も気になりますよね。
しかも、千早川では釣りも多く行われており、マス釣り場なども営業しています。画像を見ると相当な量が流れ出たこがわかるだけに、マス釣り場などにも影響が出ないのかが心配なところです。そこで、これらについて調べてみました。
こちらを紹介していきます。
千早川にボディソープ流れて魚に影響はある?ボディソープの成分から調査!
ボディーソープ900キロ、トラック荷台から落下し川に流入…「背丈超える高さまで泡」https://t.co/kYq6NVYFzh#社会
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) June 15, 2022
千早川にボディソープの原液が約900キロも流れ出た事件で、魚など生態系に影響があるのかが気になりますよね。まずはどこで流れたのかを見ていきます。ボディソープが流れ出たのを確認したのは、大阪府河南町神山です。その場所がこちらになります。
地図の真ん中に川が流れていることが確認できますよね。これが千早川です。千早川はここからさらに進むと石川に合流、そして大和川を通って海に入っていきます。まずはこの場所から下流への影響が気になるところです。
ボディソープは具体的な商品名が出ていないため、想像するしかないのですが通常のボディソープの場合は合成界面活性剤をベースに製造されています。稀に石鹸ベースのものもあるようですが、大多数が今や合成界面活性剤が使われています。
この合成界面活性剤は、人体だと皮膚に使うものなので皮膚に対する影響は心配ないとは思いますが、これを口にしてしまったらどうなるのでしょう?人間の場合には、内分泌作用の撹乱、生殖機能生障害などを引き起こす原因となります。
ボディーソープ落下し川が泡に https://t.co/N5JfwyRDfW
— 楽天Infoseekニュース (@Infoseeknews) June 15, 2022
このような成分が人間にも影響が出るのであれば、魚にも影響が出るのはほぼ確実ではないでしょうか。なお、合成界面活性剤についてさらに調べてみると、魚はそれを口するよりも、その成分が魚のえらに吸着して、水中で酸素吸収が出来なくなるという影響がでることがわかりました。
海に流れ出る時にはこの成分が多くの水量によって相当に薄まっているとは思いますが、この流れ出た付近への魚への影響は出ていそうですよね。ネットで調べてみると、千早川で魚釣りを行う人も多くいるため、そこから人体へ入る可能性も捨てきれません。
公式な見解が後続ニュースとして流れるかもしれません。付近の住民でこの川で遊んだり、釣りを楽しんでいる人は一旦様子を見たほうがよさそうですね。なお、千早川にはマス釣り場があることで知られています。こちらに対する影響も見ていきましょう。
千早川にあるマス釣り場に影響はないことを確認!それ以外の釣り場には影響は?
【14日通報】ボディーソープ約900キロ、トラック荷台から落下し川に流入 大阪https://t.co/FzTOCd3sqG
夜間の雨で多くは流れたが、15日朝も一部が残ったままだった。魚などへの影響は確認されていない。近くの男性は「背丈を超える高さまで泡が盛り上がっていて驚いた」と心配していた。 pic.twitter.com/EF3onVFqqy
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千早川にはマス釣り場がありますが、その場所はこちらになります。この地図を広げてみるとわかりますが、今回ボディソープが流出した場所よりも上流にあることがわかりました。
このことから、このマス釣り場には影響がないと言えると思います。このマス釣り場で釣りを楽しむ人々や、ここを営業している方にとっては安心材料となりますよね。しかし、ボディソープが流れ出た場所よりも下流の地域では釣りへの影響が出る可能性があります。
先ほど紹介した通り、事件が起こった場所から千早川は石川に合流して最終的には大和川から海に流出しています。SNSで調べてみると、千早川で釣りをしている人は多くいるように見受けられます。しかし、大半がマス釣り場を利用していました。
上流の方で釣りを行う場合には、影響がなさそうなので一安心。しかし、石川や大和川は千早川よりもかなり広い川で、もしかしたら釣りを楽しむ人もいるかもしれません。そのような人たちが行う釣りに関しては不安が残りますね。
ボディーソープ900キロ、トラック荷台から落下し川に流入…「背丈超える高さまで泡」https://t.co/M2kjdGREjF#社会
— 読売新聞社会部 (@YOL_national) June 15, 2022
もしも事件現場より下流で釣りをしている人がいたら、しばらくの間は釣りを控えたほうが良さそうです。川の状況次第でどこまで影響がでるかは不明です。かなり距離が離れたら、そこまで影響は出ないのでは?と思うものの、やはり心配です。
また、今回の事件を起こした運送業者などのコメントは今のところは出ていません。いったいなぜこのようなことが起きたのかについても、しっかりと追及していってほしいものですね。
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