フットバッグを知っていますか?
足でお手玉のようなものを扱い、サッカーのようなリフティングを行うフリースタイルスポーツです。
しかしこのフットバッグ、やってみるとわかるのですが難しいのです。
そこで、自分の経験をもとにしたフットバッグの基礎練習のやり方を紹介します。
フットバッグの基礎練習・トーストール
フットバッグの一番の基礎はトーストールです。
足の甲でフットバッグを受け止める技です。
フットバッグでバッグを受け止めることをストールと呼びます。
一番初歩の技ながら、実はここで断念する人が多い技です。
ここでつまずかないように、基礎練習を行いましょう。
トーストールのやり方1 最初は手から
フットバッグは足だけを使ったスポーツですが、一番最初は手から落としたバッグを受け止める練習をしましょう。
トーストールを行う時、足の甲を地面と水平にします。
少しつま先を上に上げる程度でも大丈夫です。
しかし、つま先が下がるとバッグが落ちてしまうので、そうならないように気を付けましょう。
一番最初は手から落としてストールを行いますが、手からバッグを離すだけだとバッグが落ちるのが早く、ストールできないことが最初は多くあります。
そこで、ただ手から離すのではなく、軽く上に投げてからストールを行います。
これで少し時間が稼げるため、トーストールの準備をスムーズに行うことができます。
トーストールでうまくストールができたら、膝をあげるようにしてバッグを上にあげます。
上がってきたバッグを手でキャッチをしたら、繰り返して練習を継続します。
トーストールのやり方2 膝をうまく使う
トーストールを行う時は、ストールする足の膝を90度くらいに曲げて、ストールを行います。
膝の角度が急すぎても、緩すぎてもうまくいきません。
慣れてきたらそこまでシビアに考えなくても良いですが、基礎練習では膝の形を意識しましょう。
軸足についても、膝が重要です。
トーストールは膝のクッションで足を上下させてストールを行います。
トーストールで止めることを可能にするのは、上から下にクッションを効かせてバッグの落ちる力を0にすることです。
バッグの上下する動きに合わせて、膝を動かしましょう。
トーストールのやり方3 両足で行う
片足でトーストールができたら、次は両足で連続して行います。
右足でストール、右足でバッグを上げる、左足でストール、左足でバッグを上げる、さらに右足でストール・・・。
これを連続でできるように練習しましょう。
両足で連続10回もできれば、トーストールの基礎は卒業です。
フットバッグの基礎練習・インサイドストール
フットバッグではトーストールが一番基本の技ですが、それができたら次はインサイドストールです。
インサイドストールができるようになると、次の段階であるクリッパーなどができるようになるため、重要な基礎練習です。
インサイドストールは足の内側でストールを行います。
基礎練習とはいえ、トーストールよりも難易度が上がります。
それは、普段やらない動作が多くなるからです。
トーストールの場合は普段の歩きの延長程度ですが、インサイドストールは足の内側でストールする必要があります。
あまり足の内側を上に向けるということは普段の生活ではやらないので、慣れが必要です。
インサイドストールも、トーストールと同様まずは手から行い、最後は両足交互にできるようになるまで行います。
しっかりと練習しましょう。
インサイドストールのやり方1 膝を開く
インサイドストールを行うには、膝を開くようにします。
膝を開くと、足の内側を上向きにすることができます。
膝を開くという表現がわかりづらい方は、膝を外側に向けるというイメージを持つとよいでしょう。
膝を外側に向けて、足の内側をしっかりと上に向けてストールを行います。
インサイドストールのやり方2 足首を曲げる
インサイドストールで重要なのは、足首です。
足首をしっかりと曲げて、インサイドストールを行います。
足首を地面と平行になるようにしっかりと曲げましょう。
最初はなかなか足首が曲がらずにストールができないかもしれません。
シュレッダー(フットバッグのプレーヤー)がこぞってやっていたのは、足首が曲がるように地面に押し付けるストレッチです。
これを時間があるときにやっていると、だんだんと足首が曲がるようになってきます。
フットバッグを始めたころは毎日これをやっていたため、押し付ける靴の外側の部分がよくぼろぼろになってました。
時間はかかりますが、これをやっていくとインサイドストールが安定してきます。
足首が硬くて曲がらない、という人はこのストレッチを試してみてください。
フットバッグの基礎練習は必ず後に影響する
フットバッグの基礎練習として、トーストールとインサイドストールの方法を紹介しました。
この二つは、ステップアップするうえで避けてはならない技になります。
これができないと、他の技を習得できません。
というのも、フットバッグでは必ず技の最後にストールをします。
大部分の技がトーストールかインサイドストールで終わるため、この二つが必須となります。
この二つをしっかりできるようになったら、次の段階に進むようにしましょう。
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